AO4 のリカバリーについて(AO4が壊れたその後に)
総入れ歯の方が即時荷重可能なインプラント治療、それがAO4である。
すごい感動的に優れていると考える。
しかし、一生という、働き盛りの方が、30年以上の残りの人生を長い目で見たときには、高齢になり、通院困難、自分で歯ブラシができない問題が発生してくる。
また、金属疲労も起こる。どんなインプラントでも可能性はある。
それでも、AO4は、即日仮歯が入り、固定式のメリットは、見た目的にも高く有益な方法なので今も良いと判断している。
70才を過ぎて、健康寿命を越えたあたりになった時には、スタイルを変えても良いのではないだろうか?
ファッションも、40代と70代で同じものを着るわけもない。
結局、インプラント歯は、すり減り壊れたりする。一生物でもない。中ネジも新品交換が必要である。(インプラント体が割れることもあるが、それは防ぎようがない。)
AO4に限らず、インプラント歯は、靴のようにすり減り交換が必要という事だ。
そこで、年齢性別、考え方でインプラント治療もAO4が良いと言える。(TPOと同じ)
だからこそ、古くなれば、作り替えが必要となり、服に例えるなら、着替える事で解決できる問題となる。
そこで、固定式のインプラント歯を取り外し式でかつ、入れ歯のようには、外れないものが望まれる。
・入れ歯外れる→外れやすい、よく噛めない
・インプラント噛める→外れず、見た目も良く、若返る
その固定概念を捨てる必要がある。
インプラント歯でも、取り外して掃除ができる。よく噛める、見た目が良い。
そんなインプラント歯に変更する、着替えることをお勧めしたい。
外れることは、人前で話していると外れることを想定するだろう、しかし、しっかり外そうとしなければ外れないのであればどうだろうか?
下着を考えて欲しい、何日も同じものを着ますか?脱いで洗って、また着ます。
人前で突然外れるとかないですよね。
口腔粘膜の上で食べ物にまみれて使われます。
汚れるに決まっています。
だからこそ、洗う必要があるんです。
食べ物の入口と出口は、汚れやすく、洗ってあげる必要があります。
これは、アタッチメント義歯です。
もう少し上顎の部分は小さくできます。
小さな凹のメス部を作ることでしっかりとインプラント歯を維持してくれます。
この特殊な構造物を作ることで、新しいインプラント歯が、取り外し式で、清掃可能な歯に生まれ変わります。
人前では、外れず、なんでも噛めて、見た目も良い。介護になっても、看護者が外して洗ってくれる。清潔に保てるインプラント歯となります。
今後は、インプラントが10年以上経つ症例が増えてきます。他院さんや海外で治療されたものもあります。
その多くの方のインプラント歯のリカバリー、着替えのお手伝いが必要になるって事を感じています。
車も一生乗れる人ばかりではありません。
年齢に合わせて、ファッションチェックが必要です!
いつも笑顔、前向きにインプラント治療も検討して欲しいと思います。