とある記事を読んだ。

歯科医院の開業って、8000万円もするらしい。

16年前になるが、僕は4000万円しか借りてなかった気がする。

2年後、北口開業の時は借入2500万円だった。

北口開業の時は、自己資金も多少あった。

リースも使ったが今の相場は8000万円かぁ、あり得ないなぁ。

ビックリした。

10年くらいで返済するとなると、年に800万円も返すことになり月70万円位は毎月返済になるのだろう。

家賃や人件費を払った後のお金で70万円を毎月支払うとなると、大変になりますね。

この記事はコンサルタントが書いていたのだが、300万円くらいの売上でも結局なくなっちゃうって事ですね!

(300万円ー人件費ー家賃ー光熱費ー材料費=利益)

150万円くらい残っても、50万円は税金でしょ。

残った100万円から初期投資の70万円を引くと残りは30万円。

結局、30万円しか残らないってこと。
わぁぁ〜お。

開業して、300万円売上ても、残らないなんて!

勤務の方が給与が高いことになる。

開業医は、年間4000万円前後の売り上げになることが多い。

そこで、月の売り上げが400万円になると、利益150万が250万くらいに増える。(人件費と材料費は増える。)

そして、税金も増える。
累進課税なので、実質100万円増えても、税金が半分高くなる。実入りで、60万円増えるかぁ。

結局、90万円位かぁ。

歯医者って意外と儲からないんですよ。
今は、コロナで月300万円になるのも大変だし、自宅の賃貸やローンは、急に減らない。
生活費もある。

年間5000万円以下の歯科医院だと、経費もあんまり関係ないから。
そのメリットもない。

コロナの時期は、じっと耐えるしかないと言うことかなぁ。とふと、思う。

開業を理由に、退職する先生がいました。
コロナ禍の逆風をうまく利用して、是非成功して欲しいと想いにふける。

開業時から、資産形成が必要とあるが、「貯める力」よりも「稼ぐ力」を伸ばさないとこの場合は、始まらないなぁと感じてしまった。

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科