セラミックの形成解説!
セラミックの飾り方のポイントをお話しします。
削り方は、毎年CAD/CAM案内セミナーで確認しています。
たまたま他院さんの症例で、歯と歯の間が緩くなってしまった症例に当たったので報告します。
これは、セラミックの歯を外した所です。
歯と歯の間の重なり部分に歯とセラミックの境界がきています。
なるべく歯を削らない方が良いのですが、ほんの少しで良いので外側に開いて削ると、セラミックと隣の歯が直接タッチする形に修正されます。
セラミックと歯と隣の歯の3点で接触させるのは、難しいと言う症例でした。
ほんの少しだけ、開くことがポイントです。
セットの後の様子です。
ほんの少し外側まで削りましたが、見た目は分かりません。
物がつまらないように作ることができました。
セラミック治療は、銀歯と違って削り方や作り方が異なります。
その違いを理解して治療することが大切です。
セミナーでは、「セラミックの気持ちを理解する」と話しています。
割れない削り方。
取れない接着法。
それぞれが相まって良好な結果が導き出されます。
「形成、接着、最新の素材の知識」
先日のデンタルショーでも、新素材や新製品のチェックをしてきました!
CAD/CAM治療を始めて、10年を越えています。
まだまだ、一般化しませんね。
セラミック治療は、CAD/CAM製に限ります!
僕の口腔内のセラミックも、12年間良好に経過しています。
皆さんにもお勧めします。
全ては、患者さんとメンバーの笑顔のために・・・
下田孝義