歯内療法学会から、ホワイトニングを学ぶ
歯の変色には、3種類あり
・歯髄出血=歯が死ぬと黒くなる
・加齢による黄ばみ
・薬物による変色
学生時代にうっすらと習った気がしますが、今回思い出しました。
歯は死ぬと歯髄出血状態となり、血液の中のヘモグロビンが参加して黒く見えてきます。
これは覚えていました^_^
黄ばみ汚れは加齢によるエナメル質、象牙質の変化によるものだそうです。
理解できました。
ふむふむ。
そこで歯を白くするには、酸化水素水の酸化作用を利用して、歯牙内の高分子着色有機物→低分子無色有機質に変化させることで可能となります。
これ一択です!
その色素の変化を起こさせるために、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングをWでやる必要があるということです。
酸化力のあり、持続的に効果を発する
過酸化尿素=ホームホワイトニング
強い酸化力を持つ、35%過酸化水素を歯面に塗布することが大切です。
トレーに入れておけば「浸け置き」=ホームホワイトニングすることになり、「表面に塗布」=オフィスホワイトニングになる。
歯牙への作用時間が異なるので、濃い濃度の浸け置きは出来ないということになります。
オパールエッセンスBoostというホワイトニングの薬剤は、2種類の薬液を混和して歯牙の表面に塗るだけでホワイトニング効果が発動しています。(35%の過酸化水素)
講演内ではオフィス、ホーム共にホワイトニング効果はあり、併用することで少しづつ脱色していくので「併用が望ましい」と結論づけられていますた。
全ては、患者さんの笑顔のために・・・
下田孝義
医療法人社団徹心会ハートフル歯科