最速インプラントとは、骨の治癒過程を考えて、インプラントと骨が、化学結合して噛めるように最適条件で手術を行うことで可能となります。

 

最速インプラント誕生

 

安定化するまで最短期間8週間で、インプラント治療は終わります。

前回のブログで、骨のリモデリングで8週で終わるメカニズムを書きました。

8周目にISQ=安定値が70 を越えたら、骨結合は合格です!

今日はその後の型取りについて、書いていきます。

スキャンポストを利用して、カメラ撮影でセラミックの歯を作ります。

アバットメントを入れて終えているので、それをねじればインプラントの本体が出てきます。

ネジ式の蓋をとって、Tibaceを入れて、ネジで止めます。

浮いていないかを、レントゲンでチェックします。

その後、シリコンの蓋をつけて、iOS=CADカメラで撮影します。

TOPの三角形をカメラ撮影するとインプラントの位置が認識されます。

上顎、下顎の噛み合わせ以外に、歯肉マスクか、スキャンポストのどちらかのスキャンを追加して、4回撮影を行います。

赤丸のように、各データが4カ所に入ります。

スキャンポストを使用した撮影は、スキャンポストと隣の歯が、重なり合って、うまく撮影できません。

そこで、スキャンポストを入れた状態と入れない状態を重ね合わせてインプラント周りのカメラ画像を構成します。

データ確認後に、セラミックの歯を作ります。

最短2時間でセラミック製の歯は作れるのですが、今のところ人の手配が間に合わないので、翌週以降に装着しています。

最速インプラントは、症例を選び、条件の良い人に行っています。

早く歯が欲しいとお考えの方には、是非「最速8週インプラント」とお近くの歯医者さんにご相談ください!

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科