歯並びや歯磨きの仕方は、人それぞれ。
歯ブラシ指導をした際に、清掃補助器具をどの部位にどう使っていただきたいかなどを一律に話すわけにはいきません。
そこで、歯並びや歯周病の状況に合わせて歯ブラシの当て方、補助器具の選択の仕方やその基準など、その人に合わせて書いていきます。
インプラントであれば、歯肉縁下の細菌層=汚れをしっかり取らないといけませんし、インプラントの部位など忘れちゃう人もいます。
ブリッジも同様で場所を覚えていない人がいます。偽物の歯の下が歯ブラシできませんので、歯間ブラシなど必要になりますので、使用方法についても指導記録していきます。
 
この歯ブラシ指導記録用紙は、ハートフル歯科オリジナルのものです。
コロナ下で歯科衛生士さんが作ってくれました。
時間のできた、コロナ下で、自主的に動いてくれていたのですごく嬉しく思いました。
なにより前向きに働いてくれていることに感動しました。
9月10日木曜日に20時から2時間、日本臨床歯科CADCAM学会による支部合同ZOOMセミナーが開催されます。
今回の合同支部会は、すでに前撮りされており内容を理解しています。
下記のメンバーがコロナ下でどうやって歯科医院運営してどう乗り切ろうかと考えているかを話しました。
個人的には、意欲的にCADCAM治療に取り組まれている当学会副会長の北道 敏行先生の北道歯科医院で行われている、歯科衛生士と一緒に進めるCADCAM治療に関心を持ちました。
CADCAM治療は、撮影から装着までの間に、時間があります。ハートフル歯科でも待ち時間があります。参考にさせていただきたいと思っています。
待ち時間の間、多くの方が待合室で30分程度時間をつぶしています。
その患者さんが歯科医院のために使っている時間を有効利用して何ができるのか、について話してくれています。
 
ネタバレになるのでこれ以上かけませんが、無料開催ですので、是非聞いて欲しいと思っております。
 
ハートフル歯科のメンバーにも参考になる話が満載でした。
歯科医院運営は、1人ではできません。
このブログで書かれた歯ブラシ指導の記録用紙もメンバーが自ら考え自ら調べて作ってくれました。=『自考自調』の精神から生まれたものだと思います。
このセミナーを通じて、ハートフル歯科でもその内容を共有して、より良い歯科医院作りに協力してくれるメンバーが育ってくれることを願っています。
セミナーを聞いて「すごいなぁ!」で終わっては、意味がありません。
 
皆さんが本を読んだり、講演を聞いたりしたときにすごいなぁ、必要だと感じたことを、自分で考え調べて=自考自調、即実行することが求められています。
自分には、関係ないやって、ほったらかしにする人は、そこまでです。
自分が成長することを放棄したことになります。
ハートフル歯科医院では、日々の学びの中で改善できること、自己研鑽の中で前向きに仕事に取り組める人を求めています。
 
全ては、患者さんの笑顔のために・・・
 
 
 
 
 
 
 
下田孝義
医療法人社団徹心会ハートフル歯科