審美性の高い、ジルコニアに関する講義
歯科技工士の北薗先生から、ジルコニアに関する講義を受けました。
今日もこばやし歯科詣で、連日となります。(^^)
こばやし歯科の職員20名に、外部の人10名 合計30名で、こばやし歯科の講義室で講演を聞きました。
ただ今準備中ですね!
ジルコニアという、硬い、割れない白い歯で作られる審美性の高い被せ物の作り方、写真の撮り方について指導を受けました。
歯の写真を撮る時は背景や明るさで色は、変化する。歯の表面が乾燥するとどんどん白っぽくなる。
色合わせのプレートを当てる角度は、歯の角度に依存する。など非常に興味ある内容でした。
ジルコニアの補綴物の審美性に関話する講義に移ります。
ジルコニアは、便器のように白いものがイメージとして強かったのですが、今はかなり進化して歯の繊細な色を再現する方法についてレクチャーを受けました。
色素を浸透させる方法です。
ジルコニアは、白いチョークのような状態で削られ、焼き上げることで20%収縮して完成します。
白いチョークの状態で上記のやつな色づけを行います。
例えば、あってないんですけど。
赤→黄色
青→水色
のように、歯の色と違う色で着色すると、焼くことで歯の色味に変化するようです。
筆ではなく、筆ペンで色をつけていく様子は、すごく進化したイメージになりました。職人っぽさが減り、扱いやすいのイメージが広がります。
本物の歯は、どれだ!
クイズをしてくれました。
本物の隣の歯と比べても比較できないような、自然な歯がそこにはありました。
審美性の高さに驚きました。
その写真は、「うおー」と声を上げているうちに撮りそこないました。
僕が一番気に入った話として、色素浸透法(名前が違うと思う)では、ジルコニアの表面に色付けするだけでなく、深部にまで色素が入るので噛み合わせ調整をした時に内部の白色が出てこないように出来ることでした。
ハートフル歯科でもジルコニアは、導入されています。
ブリッジやインプラントに関して使われています。素材の種類のことも含めて、審美性についても話題にしたいと思いました。
全ては、患者さんの笑顔のために・・・
下田孝義