4月から来ている研修医の先生も4ヶ月が過ぎようとしています。

6.7月は、“ハートフル歯科医院” 今は、協力型の施設に行ってくれています。

もう、抜歯をするまでに成長しています。

 

レントゲンを見て、麻酔をします。

バイタルチェックをしながら、体調を見て抜歯器具を挿入します。

親知らずの抜歯ですが、喉の奥からは、手が入りません。

当然ですけど。

狭い視野から器具を挿入します。

使える方向や角度は限られています。

意外と窮屈な態勢になります。

出血があり、滑ることもしばしば。

ツルツルしていて、硬い歯牙に出血や唾液がつくと、表面は氷の上のようなもの。

ツルツル滑ってやりにくいものです。

ヘーベルでうまく動かずに、鉗子でゆっくり抜歯をしました。

器具の名前と、使い方、それぞれ器具の特徴的な動かし方を説明していたので、一つ一つ慎重に操作を行い抜歯にあたりました。

ドクターマニュアルで、レクチャーしたことを理解して、マスターしていました。

あとは、経験値を上げることで処置時間も早くなっていくでしょう。

マニュアルで知識や細かなテクニックのレクチャー、模型などで練習、そして実践です。

素振りをしない野球選手はいません。

素振りの中から得るものが大きく、即実践というわけにはいきません。

今年も順調に成長していく研修医の先生を見てホッと胸を撫で下ろしています。

今、来年度の臨床研修医希望者の面接などで対応しております。

「成功体験の積み重ねで上手くなる!」それが、ハートフル流の仕事の学び方です!
人材育成も社会貢献です。

若い人に力を与えていきます!

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科