レントゲンの写りが診断を変える
昨日、シロナのレントゲン技師の方と南口のCT買い替えに関して打ち合わせをした際に、デンタルの写りについても相談をしました。
レントゲンの写りが、同じCCD(レントゲンのフィルム代わりのセンサー)でも、異なることを質問しました。
シロナのレントゲンで、爆射だと写りが良く、他社だとイマイチだと。
レントゲンの爆射機に何か工夫があるのか?と確認しました。
同じ携帯電話で、使う周波数によって電波の入りやすさが異なるとか。
「プラチナバンド」とかありますよね。
解答:「ない」そうです。
「爆射機の設定ではないでしょうか。」
そこで、シロナの設定を参考にRF社の爆射機の設定を変更して僕が被写体になり前歯の神経のない歯のレントゲンを2回撮りました。
そうすると赤丸で囲んだエナメル質と象牙質の境界線が、向かって左側の方がハッキリ写ってきたことが分かりました。
指で拡大すると良くわかります。
今回、改めてレントゲンの写り具合によって診断が変わることに気付かされました。
南口のCTも8年が過ぎて、減価償却も終わったので、新しいものに変更を考えています。
時代と共に、機械は進化し、レントゲンの写りは変わってきました。
結果、判断力も変わっていきます。
医院の力は、「設備のチカラ」ではないかと思うようになりました。
医科において、開業医より大学病院に行くのも設備面での差と非常時のマンパワーの差ではないかと思っています。
今回、デンタルの写りの向上とCTの写りの向上を狙って打ち合わせを重ねています。
半導体不足の影響で、GWあたりに導入になりそうですが、着実に準備を進めていきます。
マンパワーの方は、社員教育に尽きると思っています。
自分の時間を割いて、メンバーには勤務時間内で、しっかりとした社員教育をしていきたいと思いました。
全ては、患者さんの笑顔のために・・・
下田孝義