6月7日から11日まで中国の北京のデンタルショーに参加してきました。

合間に中国人民解放軍中央病院(最新の総合医療センター)の歯科診療室や北京市内の
歯科医院の見学、病院歯科も視察して参りました。

 

20年ぶりの北京!

学生時代に将来は、アメリカが中国にとって代わられるかも、自分たちの未来を予想すべく初めて行った国が中国でした。
グアムやサイパンでなく、初海外が中国だったのです。

現在ほど、発展していない中国は、自転車の洪水や低層住宅が広がっていて、
発展途上の感
は、強かったものです。

しかし、今回の中国には、その影すら見えない発展的で東京のような、またそれ以上の統制の取れた開発されている感じのある街並みに変貌しておりました。
北京オリンピック
で有名な鳥の巣、凸凹した水泳場などまじかに見ることが出来ました。

万里の長城も行ってきましたが、20年ぶりですと行く道も舗装がしっかりなされ、
お土産物屋やロープウェイなども完備されていました。
だいぶ変わっていました。雄大さは、今も昔も変わりません!

一番、注目していたのは、実は、トイレ!

20年前では、外国人用のトイレでさえホテル以外もトイレに扉はありませんでした。びっくりです。

さすがに、今は、扉が普通にありましたけど。

 

中国の歯科事情に関して報告しますと、基本的に設備的には歯科用CT(当院と同機種)があったり、治療器具も十分あり、衛生面もまったく不安は、ありませんでした。

 

逆に基本セットと言われる、ピンセットやプラトレーなどもガス滅菌されたものが
使い捨てになっていて、日本よりも衛生的な印象を受けました。

当院で一番力を入れている、セレックやインビザラインに関しては
中国への普及は、遅れている様子でデンタルショーでは、紹介されている程度で歯科医院では、行われていない様子でした。

 

今、旦那さんにするなら、「商売やっている人!」とそのまま言われました。
昔は、共産党員や解放軍人だったそうですが、中国の急成長になるにしたがって変わっていったそうです。
医師、歯科医師は、旦那候補には、上がらないそうです。((笑))

日本での生活用品の多くは、中国製で日本にも輸入されていますが、日本の歯科医療の現場で使用できる物がありました。
今後、メンバーの先生方と共同購入などを検討する方向で、北京デンタルショーの視察後の早朝会議を
行い、確認事項としてきました。

今後、基本セットなども使い捨てのものに変更されていくかもしれません。 

今回も皆さんにご迷惑をかけ申し訳ありませんでした。

良い医療とは、
何だろう。

分の受けたい医療を探して!世界へ視界を広げ、大きく羽ばたいていこうと思います。

 

これからもハートフル歯科をよろしくお願いします。   

理事長 下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科