今回の研修では、インプラントだけでなく、普通の白い歯や入れ歯も製作できる最新のソフトウェアの使用方法のレクチャーが、ありました。

日本では、今年の保険改正が、行われて、4/1以降、CADCAM元年と位置ずけられています。本当にゆっくり普及して行くことになるでしょう。

そのCADCAMの世界では、凄く知名度が高いのですが、日本では、まだ、詳細情報のないソフトウェアの使用方法について指導を受けました。

今年の歯科医師向けのセレック勉強会のセミナーにおいても項目として、新たに加わる予定となるソフトウェアです。
“3シェープ”と言います。

バイコンの技工所では、世界中から模型が送られてきます。白い歯をたくさん作っていました。

そこで使用される、CADCAMソフトウェアが、インラボ4.2から3シェープに変更されていたのです。

そこでは、最新マテリアルのトリニアを使用した義歯作りが、行われていました。

義歯の構造は、強固な材料を使用してしっかり噛めるようにするというのが、日本の歯科教育の常識ですが、ボストンでは、少したわむ材料を使用して、痛くない入れ歯の作製しています。
しかも、コンピュータを使い。
(日本では、入れ歯は、全て手作業です。)

日本でのソフトウェアの販売、材料の認可、削り出す機械の販売など遅れていますので当分何事も出来ませんが、次のボストン訪問では、その解決の糸口を掴めると確信出来ました。

過去を振り返ると、
新しい医療が、世界のどこかから生まれてきました。
未来を考えると、
その潮流を掴むことで一気に流れに乗ることが、可能になくはずです。

今回の研修で、その新しい潮流が、見えました。

グローバルスタンダード・世界水準
大きな変化を感じます。

日本の歯医者さんが、歯科の医師として仕事をする。

僕が、子供に見せたい背中です。

全国の患者さんの笑顔の為に・・・

ハートフル歯科 理事長
下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科