昨年は、本当に多くの歯を抜歯せずに救うことができました。

他の歯科医院で「抜歯!」と言われたを救う!

これこそ、我々歯科医師の最も腕の見せ所であり、
歯科治療という舞台における主役であり、花形だと感じております。

開業以来10年が経過して、開業時に1台しかなかったマイクロスコープが6台になりました。

 
 
 

1台目のマイクロスコープは、古くなり
レンズ内のライトがLED、キセノンにならないので処分しました。

10年合計7台のマイクロスコープを買ったことになります。

昔と異なり、根管内は、非常に明るく見えるようになりました。

根管治療の予後を上げるために、一番大切な事は
根管内の清掃をしっかりすることです。

見えてない歯科医師、見えないで治療をし続けている歯科医院が多いから
予後が悪く、「抜歯と言われてしまう。」のです。

それでも痛みが見えなければ、根の先端の複雑で清掃や
緻密にお薬が詰められない時には、歯根端切除術を行います。

これで、9割の歯根は、保存可能となります。

ここまでは、すべて保険内治療で主に賄えます。

しかし、歯が割れていたり、余計なところに穴が空いている場合などは、
保存が難しくなってきます。

それでも、スーパーボンドで破折修復したり、MTA という最新の材料でふさぐことで
長く使えるようになることも多いです。
ここらあたりは、表現が難しくなりますね。私たちも全能の神では、ありません。
保険治療の適応外となりますが、この方法で保存可能になる方がいることも事実です。

私たちハートフル総合歯科グループは、保険、自費の両方の枠を適切に使い、
説明を理解していただける方には、
全力であらゆる方法を駆使して、今年も歯の保存に取り組みます。

今後は、欠損=入れ歯の方は減っていくでしょう。

これからは、マイクロスコープ=根管保存治療が全盛時代となり、
インプラントは、減っていくことでしょう。

今後は、マイクロスコープを利用した、根管治療、虫歯治療、歯周病治療が進化し、
歯牙保存技術は、発達をします。

再根管治療という、歯の保存をする上での最重要な局面で100%の力を発揮できるように、
常にマイクロを見ながら治療に取り組んでいます。

サンデードライバーのように、ならないように毎日繰り返し使っています。

「継続は、力なり」いつも言い聞かせ納得するまで、マイクロスコープを覗きます。

虫歯予防、歯周病予防、マイクロスコープ精密根管治療など保存技術を更に学びます。

ハートフル総合歯科グループでは、歯牙の保存技術を高める努力を、今年もやり続けます。

「一年の計は、元旦にあり」

すべては、患者さんの笑顔の為に・・・

医療法人社団徹心会ハートフル歯科