僕も歯科衛生士ミーティングに参加しました。
ハートフル歯科では、毎週水曜日に9時から9時半まで利用して、衛生士ミーティングを行っております。
現在9名の歯科衛生さんが勤務してくださっておりますが、その接遇、治療レベルを標準化することは、非常に難しいと感じております。そこで日々の教育の必要性を感じ、勤務時間内でのミーティングと称する勉強会を行なっております。
4歯科医院があり、常にバラバラで勤務している関係で同時に顔を合わせることは、あまりありません。
ミーティングの機会にいつもコミニケーションをとってもらっています。
内容は、持ち回りで勉強して来たことを発表する会や、新人歯科衛生士指導、衛生士学校の学生さんへの指導などにあてています。
学生さんへの指導は、既存衛生士が当番で行っています。
なぜ、当番かというと、ベテランや毎回同じ人がスライドを使って話せば上手くなるし、簡単なのですが、毎回違う歯科衛生士が話すことで担当した歯科衛生士が一番勉強になると考えるからです。既存の歯科衛生士の教育になると考えます。
その場には、ベテランの歯科衛生士がいますので、間違ったことを言えばすぐに修正されます。その吐き出し(アウトプット)することが、間違えや誤解を修正する唯一の方法だと考えます。
学生さんの教育の一環と謳いミーティングの時間を作っておりますが、実際には、既存のメンバーが一番成長しています。
学生さんには、テストや厳しい評価の目に晒されていないので、内容の理解には、個人差があることは、明確です。
あまり学生さんには、言わないことですが
しっかり身につけている子は、
ミーティング後にレポートにして、報告してくれる。その理解内容が正しいかを確認しに来ます。そういう子は、書くことで記憶が定着します。
また、誤解の修正までしっかり行えます。
身につかない子は、
レポートも書かない、メモも取らない。
ただ、時間が経過すれば実習が終わると考えている子です。何も身につきません。
学生さんには、差が歴然とつくと思いますが、そこには、フォーカスせずに院内の歯科衛生士教育の一環として、実習生へのレクチャーを行っています。
今回のミーティングの内容は、ガムピーリングです。
歯肉の黒い方を綺麗にする方法の実技指導を僕の方から行いました。
手技は、難しくないのですぐに覚えられます。
薬液の取り扱いだけを気にして指導しました。
今後は、ハートフル総合歯科グループでもガムピーリングは、行われていきます。
全ては、患者さんとハートフルで働く歯科衛生士さんの笑顔の為に・・・
下田孝義