韓国デンティス社から、日本のヨシダ社を介して、新しい3Dプリンターが発売されます。
その3Dプリンターを使用した、インプラントガイドシステムとマウスピース矯正について講演がありました。
インプラントガイドは、3年前から発売されているそうでだいぶん初期のバグも忌避されていると思います。
多分、使いやすいと感じました。
他社からもだいぶんでています。がすごく高いんです。
1000万円以上するCTの買い替えやソフトの購入など必要になり、世界的にも普及に限界があると感じていました。
他社の同様のガイドシステムもあるのですが、価格面で開業医では、なかなか手が出なくて、インプラント手術唯一無二で安全を担保するシステムであるはずがコスト高で捨てられる技術だったのが、今回のデンティス社の3Dプリンターの技術が日本に広まりと事故の防止に繋がると思っています。
今回参加のメンバーも含めて、普及活動に力を注いで行きたいと思っています。

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韓国で11月リリースされるマウスピース矯正のソフトは、Ai機能が充実していないので、日本では、もう少し時間が必要に感じました。
しかし、韓国では、矯正医がそのショミレーションを確認してサポートする仕組みを用意しているので技術面でのシュミレーションの予想再現性や製作する人の確保、製品の質も担保することができるようになり意外と良いシステムとなると感じました。
日本では、サポートする矯正医がいない、製作する院内技工士が不足している。
新しいソフトそのものを理解している歯科医師がいないなどまだまだ先行きは、遠いですね。

日本でも新しいソフトが出て、活躍する日を待ち望んでいます。

僕が、感じた 従来あるマウスピース矯正と比較して、製作に手間がかかる。
しかし、ソフト・ハードのマウスピースを使い分けると、2枚のマウスピースで1mm
動くそうです。インビザラインでは、0.25mmしか移動しないので、4枚のマウスピースが必要になります。
製作するマウスピースが、少ないので手間も気にならないと話していました。
また、2週間で1mm移動すると言っていたので、それが事実であれば
韓国マウスピース矯正は、1mm移動させるのに、2週間しかかからないので約半分の治療期間で済むことになります。

それは、それですごいことだと思います。

お会いした矯正医の先生が書いた本をいただけたのでハングルなので読めませんが、絵本と英語で書かれた部分を頼りに写真でその内容を理解しようと思います。

今回の韓国訪問では、進んだ韓国の3Dプリンター技術を見せられました。
日本の企業で、この分野に入ってくる企業は、聞いたことがありません。

今回参加してくださった、日本のヨシダ社もヨシダ製作所という製造部門があるのですが、手っ取り早く輸入販売するようです。

頑張れ日本!
ものつくり日本は、どこ行ったぁ!
残念でした。

ドイツ、アメリカには、自国メーカーがあります。
日本でもベンチャー事業でやって欲しいところです。

横川マテリアライズが、インプラントシュミレーションソフトがあるので、その関連で3Dプリンターなんでやらなかったんだろう。
不思議で仕方なく帰国します

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全ては、未来の歯科界の発展ために・・・

 

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科