バイコンインプラントを使用して、7年が過ぎました。
ボストンに研修に行くこと7回かな??

毎年行っているので、もうそんなになるんですね。

先日、ボストンに2度来てくれた、金森先生から、上顎の6番の根っこが膿んでしまった患者さんの症例でインプラントを入れて欲しいと依頼され出張オペに行きました。
金森先生は、卒後3年目の時に一緒に働いた仲です。
もうかれこれ15年以上の仲となります。

ボストンや韓国にも一緒に行って、勉強しました。

今回のオペでは、使っている道具を紹介したり、、患者さんの体位のことを説明したりしました。
臨床的な術式は、セミナーで聞いたり、本にも書いてあります。
しかし、道具や姿勢で手技のレベルが上がったり、下がったりすることを説明しました。
それは教科書に書いてない内容になります。

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僕の使っている、道具は、ほとんど下尾先生が使っているものを、真似して購入しました。
少し僕の方が手が小さいので、多少調整しましたが、全ては、模倣から始まっています。

なので、出張オペの時には、オペの術式をレクチャーするだけでなく、その道具もメモを取ってもらいます。

最近は、必要な部分を携帯でメモ代わりに写真を撮ってもらっています。

エクセルで作った、器具リストがあるので、それに必要なものをチェックしてもらえば、購入する時の参考になるようにもしています。
もちろん、僕は、器具の販売店では、ないので購入先を紹介するだけとなりますが。

一般的な歯科医院では、エイヒと言われるものが1種類しかありません。
しかし、僕は、インプラントオペ用に6種類を使用しています。
抜歯の道具のペリオトームも、10種類くらいあります。(持っていない歯科医院もあります。)
それぞれに意味があります。

そう言った話をしながら、オペは、進んで行きます。

また、患者さんの体位がすごく大切なので、それについても話します。
体位が違うだけで、視野が広く明るく取れるからです。
術者ヘッドライトの重要性と合わせて、重要性を理解してもらいました。

インプラント手術は、術式を正確に行う、道具や見えやすい環境が必要であることを話しました。

たまたま、今 外科用に使用しているスタンウェーバーというイタリヤ製のユニットの講演を頼まれて、スライドを作っているのでその関係で詳しく自己分析が進みそういう話になりました。
なにげない手術中の工夫が、大切なんだなぁと感じていたところでした。

今回の出張オペの後、昔埼玉県桶川市に長く通勤していた頃、通っていたラーメン屋さんの暖簾分けしたお店(当時、主人のお弟子さん)があるので、昔よく食べた味を懐かしく食べてきました。
懐かしくもあり、いろいろ頼んでしまい、お腹いっぱいになりました。

スタカレー、ジャジャン麺、チャオ麺 と何だか聞いても分からない名前のメニューとその味を思い出しながら楽しいランチをしました。
一番、僕の好きだったのたチャオ麺(塩焼きそば)です。
秋休みで娘を連れて行ったのですが、「焼きそば美味しい!」と言ってもらえて嬉しかったです。

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全ては、患者さんの笑顔の為に・・・

下田孝義

 

医療法人社団徹心会ハートフル歯科