新人研修 第5弾
毎回テーマを決めて、ここ半年間に入社した新人に研修を行っています。
スライドは、毎年更新されて新しくなり医院の現状に即してアップデートしています。
昨日のテーマは、「小児歯科での取り組み」です。
小児歯科医院は、キッズと呼ばれています。
キッズの中での取り組みを全体的に落とし込むために、矯正院との役割分担なども含めて話しました。
むし歯の洪水の時代から40年が過ぎて、むし歯予防の知識や情報は、浸透してきました。
その中で新しい役割として、小児歯科に口腔育成というジャンルが生まれました。
乳幼児に獲得する機能。
正しく噛む、正しい嚥下の獲得が将来の「噛む」
「食事をする」という部分に大きく影響することが分かってきたからです。
そういう時代になったからこそ、
年齢別の、
「むし歯予防、歯並び予防の情報提供」が必要とされてくると思います。
小児歯科院では、-1才から、6才までの第一次成長期での歯科への取り組みを中心に行なっていきます。
逆に6才を過ぎて歯並びが悪くなってしまった小学一年生の40%が、あたります。
歯並びが気になる家族の方には、矯正院をご紹介させて頂きます。
それ以外の子供達には、交換期に永久歯への円滑な交換やむし歯予防のフッ素塗布、バイオフィルム(細菌叢)の除去、シーラントを始め。
生え変わりのサポート。
次々生え変わる歯列の変化に対して柔軟に対応し、情報提供していきたいと思います。
習い事や塾の多い今時のお子様ですが、小学生の三年生くらいまでは、定期的な歯科医院への来院は、歯並びやむし歯予防に関して必要だと思います。
毎日の生活に追われて、いつのまにか歯科医師の介入をなされずに時期を逸してしまう可能性があります。
今回の新人研修を通じて、レーザーシーラントの説明書、側方歯群の生え変わりの時期のサポート内容に関する説明書があった方が良いと提案がなされました。
すぐに作成したいと思います。
患者さんに、良い医療を、提供出来るように社内教育の充実を図る為に活動しています。
全ては、ハートフルに通う子供達の為に・・・
下田孝義