こんにちは。ハートフル総合歯科グループの歯科医師、遠藤和樹と申します。
今回のブログでは、4月から研修を開始した研修医の仕事の様子をお伝えします。

最近はアシスタントドクターとして、診療の補助を行なってくれています。
アシストの仕方については、最初のうちは歯科助手さんが後ろについて教えてくれます。
タスクリストがありますので、何を覚えたら良いのかは明確になっています。
実際にバキュームを持ち、患者さんの口腔内を見ることでいろいろな疑問が浮かんでくるはずです。

研修医から、「これは何の目的で使ってるんですか?」とよく聞かれます。
昼休みの空いている時間を使って、その説明を踏まえながら、物の置き場所や使い方についても一緒に確認しました。



歯科治療では処置によって、どの材料を使うか臨機応変に判断しないといけません。
また同じ処置であったとしても、患者さんごとに違うものを使うことがあります。
根管貼薬剤1つをとってもカルシペックス、ビタペックスなど、、、
同じレジンセメントであったとしても、種類はひとつではありません。

また、ハートフル歯科では口腔内スキャナーやマイクロスコープなどの機材を当たり前のように使っています。
大学ではみたことのない人が多いのではないでしょうか。
私も昨年、その設備の多さに驚いた印象があります。

初めてみる機械ですので、使用方法がわかりません。
例えば、スキャナーの動かし方にはコツがあります。口腔内をどの順番で撮影すれば良いのか、診療を見ることで学んでいきます。

研修医になって数週間が経ち、院内の雰囲気にも慣れてきたようです。
疑問点が浮かんで、質問をしてくれるということが、その証なのではないでしょうか。
昼休みは控え室で一緒にご飯を食べますので、人間関係も構築しやすいかと思います。

2名のうち1名の研修医は、6月から3ヶ月間にわたって外部の開業医に研修に行くことになっています。
4、5月の2ヶ月間で、吸収できるものは全て学んでから行きたいと言っているので、積極的に研修に励んでくれればと思っています。

医療法人社団徹心会ハートフル歯科