こんにちは。ハートフル総合歯科グループの歯科医師、遠藤和樹と申します。

4月に行なっている、診療以外での研修についてお伝えします。
いきなり現場に出て仕事をしろと言われても、なかなかできるものではありません。
しっかりと研修システムが整っていますので、ご安心ください。

この時期に行われるのが、新人社員全員参加の合同研修と、ドクターマニュアルの講義です。
これらは全て勤務時間内の行なっており、残業で行なっているわけではありません。

合同研修は一緒に入社した歯科衛生士さん、歯科助手さんと一緒に講義を受けます。
全部で5回あり、1回あたり2時間程度の講義です。
患者さんのことを第一に考える気持ちや、ハートフル歯科の強みであるセラミック治療について話を聞くことができます。

私も昨年同じ講義を受けましたが、この講義を聞くことで、先輩のスタッフと同じ考えを共有でき、スムーズに患者さん対応ができるようになりました。

もう1つのドクターマニュアルの読み込みは、研修医だけに行われるものです。
ハートフルにはドクターマニュアルというものが存在しており、麻酔の仕方、咬合調整の仕方、髄腔開拡の仕方など様々な内容が書いてあります。
このマニュアルが、大学の教科書と実際の臨床の場をつなぐ役割をしています。

マニュアルの読み込みは、朝の院内の掃除の時間に約30分程度です。
週3回程度を2ヶ月間かけて行います。
写真は、理事長がカウンセリングルームで研修医相手に、マニュアルの解説をしている様子です。



この朝勉をしてから診療のアシストにつくことで、より理解が深まります。
どのドクターもこのマニュアルに則って治療をしていることに気がつきます。
自分が治療をすることになっても、自然と同じような手技が身についているはずです。
私も診療をする中でつまずいた瞬間は、このマニュアルに書いてある内容を思い出しています。

以上がこの4月に行われている研修の様子です。
安心して仕事に臨むことができるのではないでしょうか。

医療法人社団徹心会ハートフル歯科