こんにちは。ハートフル総合歯科グループの歯科医師、遠藤和樹と申します。

ハートフル歯科の研修では10月中の2週間、研修協力施設である鶴見大学で研修を行います。
ここでは全身管理について学ぶことが目的で、口腔外科の病棟で過ごすことになります。
現在もハートフルの研修医の先生が研修に行っています。
今日は私が鶴見大学で行った研修についてお伝えします。

研修の1日の流れはこんな感じです。
8:00〜 病棟ドクター控え室に集合し、朝診療の準備、回診
8:40〜 朝礼
9:00〜 朝診療
午前中 全身麻酔オペ(火、木)
    外来見学(月、水、金)
午後  外来見学

口腔外科なので朝は早いです。
朝一番に、夜間の間に看護師さんが記録した患者さんの情報を共有します。
データをパソコンで打ち込んで、その情報を医局の朝礼で報告します。


私が研修した期間は入院患者さんは10人もいませんでしたが、
それでも情報量は多かったです。

日中は全身麻酔下でのオペの見学か、外来の見学を行います。

オペでは白板症、舌癌、オトガイ形成術、プレート除去術などがありました。
まずは外科的手指消毒や滅菌グローブの装着などから復習しました。
看護師さんから教えてもらいながら、学生時代の記憶を頼りに行います。

手術中はアシストの位置に立たせてもらい、間近で見学することができました。
壊死した骨の除去や、歯肉を剥離した際に見えてきたオトガイ神経など、今でも鮮明に覚えています。

外来では埋伏智歯抜歯、顎関節症などの診療がありました。
鎮静下でのサイナスリフトも見ることができました。

朝が早い分、午後は5時くらいには終わりになります。
慣れない環境での2週間でしたので疲労はありましたが、充実していました。

全身麻酔下でのオペは開業医で働いていると見ることがありません。
そういった処置を一度しっかりとみておくことは貴重な機会となりました。

オペがない時間帯は色々と実習を行いました。
次のブログでは、その実習について書きたいいと思います。

医療法人社団徹心会ハートフル歯科