数字で読み解く、コロナショック
3月以降、どんどん街から人がいなくなった。4月緊急事態宣言後は、パッタリと街から人が消えた。
飲食業、観光業など 軒並み、売上減。
製造業もそうだろう。
ここになりeコマースは、爆上がりになっているはず。
医療業界は、平均2割減。
不景気に左右されないと言われていた業界にも暗雲が立ち込めている。
コロナ指定病棟をうたい、積極的に受け入れをした病棟を持つ病院経営は、赤字。コロナに最前線で立ち向かう医療関係者には、エールを送りたい。しかし、夏の賞与は、前年度の1/3になる所もあるようだ。
リスクを覚悟して、緊急時代宣言まで必死に看護してくれたのに。厳しい現実。
歯科医院も、マスコミから飛沫感染について叩かれて。相当影響を被っている。
マスク、グローブも不足していた。
そもそも飛沫感染については、日頃から肝炎、エイズなど常に念頭に置いて診療は行われている。スタンダードプリコーションという言葉で感染対策を意識している。急に慌てることはない。
歯科医院には、発熱者はそもそも来ない。スーパーやコンビニとは、毛色が違う。毎日行く場所ではないからだ。
ソーシャルディスタンスは、国民に行き渡り、混んでいるラーメン屋には行かなくなる文化に行動変容している。ハートフルの待合室も角ごとに座り、間を自然に開けている。気にする人は、開けっ放しの玄関のところに座る。
ユニットは、基本個室である。となりの飛沫は、飛んでこない構造になっています。
キッズは、違いますね。(コンセプトが違うので)
しかし、子供の感染者は、ほとんどいない。しかし、ユニットは、なるべく 離して使うことにしたい。
(社内向け:キッズの真ん中のユニットは、使わないことにしよう)
歯科医院にメインテナンス に来なかなった方には、虫歯や歯周病のリスク管理ができなくなってしまう。口腔内の衛生状態は、インフルエンザウィルスの感染予防になるって知っていますか?
糖尿病や高血圧の増悪因子に、歯周病があることをご存知ですか?
しっかり 「食べること」 が、健康な肉体、精神を宿します。食べるためには、「歯」が必要です。
今、この瞬間の不安!「生命の危機」を回避するための巣篭もりから、
健康で、幸せに生きる為に、生活活動の見直しの時期。
歯のメインテナンス 、そろそろ目を向けても良い時期に戻ってきていると思います。
健康とは、健口とも書きます。
健口長寿を実践するためにも、中断していた歯科治療にも通うことをオススメします。
数字を見ると世間が分かります。
外食、遊びなど、生活必需品は、なくても良かったのかも? そんなことないけど。
自宅で家族で過ごす新しいライフスタイルには、だんだん慣れて来ました。
健康で、幸せに生きるために 本当に必要なものだけが残っていくのだろう。
全ては、患者さんの笑顔のために・・・
下田孝義