こんにちは。ハートフル総合歯科グループの歯科医師、遠藤和樹と申します。

本日は「0歳からの歯育て」という本について紹介させてもらいます。
この本は2019年に、ハートフルの下田理事長と、ハートフル矯正院の下田ミナ先生が書かれたものです。

子育て世代の親御さんに向けた本で、内容は大きく分けて虫歯予防、歯並び予防の2つに分かれています。
小児歯科で勤務していると、この本を読んでハートフルに子供を連れてきましたと言ってくださる患者さんとお会いします。

私は学生時代にハートフル歯科に見学に来た時に、この本をいただきました。
その当時1度読み、小児期の齲蝕予防と理想的な歯並びへの誘導について再確認しました。
なぜ今このブログを書いているかというと、最近もう1度読み直す機会があったからです。

私は今年の４月から曜日によって小児歯科での勤務が始まりました。
それまでは南口院で成人の診療を主に行なっていたので、小児治療について復習しようと思った際、この本を読み直すことにしました。

ハートフル小児歯科医院は予防に力を入れている小児歯科です。
小児の齲蝕治療は難しく、2次カリエスなど見つけると落ち込みます。
歯の交換期に齲蝕を作らなければ、齲蝕に罹患しにくい口腔内を作ることができます。
そんな患者さんを増やすために、一生懸命働いています。

歯の交換がうまくいっていない患者さんに対して、どのように介入すれば良いのかは、今の私の課題です。成長発育を利用しながら、必要であればプレオルソやインビザラインなどの器具を用いて治療する。
矯正治療を相当な症例数担当している下田ミナ先生の言葉で書かれています。

そんな診療を行うにあたって、この本には必要なことがわかりやすく載っています。
患者さん向けの本なので、すんなりと頭に入ってきます。

今でも、要所要所で教科書のように確認しています。
この本とともに、小児患者とその親御さんからから信頼されるドクターになりたいと思います。