2013 ISCD in 香港
2009 ISCDのセレックトレーナーになってから、早いもので2年 更新の時期になりました。
前回の講義と試験の時は、講演内容も、全てが最新情報その上、英語講義の3日間が非常に苦痛だったことを思い出します。
今回は、更新しかも、2年間で最新のセラミック治療に関しても研鑽した上での参加。知っていることも多い、自分の成長を感じることができました。
新規トレーナーの先生方は、緊張していました。
「どんな問題が出る。」とか。「前回は、どうだったか。」などなど
意外と歯医者さんも、英語や試験は苦手です。
8時間×3日間の長丁場、しっかり聞かねば試験に合格しない苦難の道のり。
やってきました。しんどい。
Dr Olaf Schenkとは、2年ぶりの再会です。
彼は、いつもやさしく話しかけてくれます。しかし、英語は、早口で大変です。
最新情報を握る、7人のSpekerの1人です。
しかし、2年に1回更新の試験を受け、常に最新情報に耳を傾けること、試験という関門を突破するセレックトレーナーだから、各国で活躍できるのだと確信しました。
香港と言えば、中華料理でしょうか。子豚の揚げた料理です。
これは、美味しかったです。
イメージは、北京ダックの子豚版。外の皮がカリカリで中は、肉の油と甘味が広がる美味しかったです。旅の楽しみと言った感じです。
今回得られた最新情報は、3つです。
最新カメラ
10月欧米発売の最新カメラになります。現在のブルーカムの半分くらいの細さに進化しました。日本未発売で動画撮影、カラー化されています。
厚生労働省の関係で、日本には、1年以上先の導入になるでしょう。
ガイドサージェリーの方法
2年間のISCD inバンクーバーで試作品展示だった、セレックガイドが
実際に臨床で使用されていました。
院内で作製が可能です。急な手術にでも、対応が可能になります。
もう待てない!って感じです。
強い衝撃でも割れない材質。
材質自体に、ショック吸収性が備わっています。
だから、割れにくい!セラミック特有のもろさが完全に克服されています。
インプラントの被せものに最適です。
世界的には、これがセラミック治療の中心になっていく講演されていました。
保険の金属は、ロシアに依存するレアメタル(パラジウム)を含んでいるので外交上の問題にもなりえるので、セラミック治療にシフトした方が良いとも言われています。
今回の香港のISCDセレック国際指導員の更新試験にも合格して無事に帰国が出来ました。
そして、23人の新規セレックトレーナーが誕生しました。
僕ら更新組も含めて合計46名のセレックトレーナーが存在します。
これからJSCADの中で一緒に勉強して、日本に正しいセラミック治療を普及させていこうと思っています。
今回の香港から帰国して、最新情報を得て、ハートフル歯科のセラミック治療は、更に進化・発展していくことでしょう。
香港と言えば、100万ドルの夜景の街です。
九龍の港のデッキから見た夜景が唯一の観光です。
とっても美しい夜景でした。
音楽と共に動く、ライトアップが印象的です。
「今度は、家族でゆっくり行きたいなぁ。」
と思いながら急ぎ香港を後にしました。
下田孝義