懐かしい写真が見つかりました。
10年前に ミナ先生の留学先のロスアンジェルスに僕が行った時の写真です。
当時、ツアー以外で海外に行くことのなかった僕は、一人で初めて、海外に出かけました。飛行機に乗ることが少なく、大嫌い!
でも、一度 アメリカの歯科医療が見たいと この機会を逃すと絶対に見ることは、ないと確信して、当時の勤務先の院長先生に休暇の無理をお願いして、渡米しました。
その時に見た、診療室が今の ハートフルの原点なのです。
ひとつのフロアーに、別々の診療室が存在する。
専門性の高い医療をそれぞれに提案する。
マイクロスコープが治療椅子に一台づつ備わっている。
インプラント手術で歯肉移植を併用する、オペ。
当時の僕には、感動、悲鳴、カルチャーショックなど
言い表せない表現。
心臓の鼓動が体に響き!
体から心、脳にいたるまでに激震が走りました。
今思っても、それが
普通という、米国歯科医師VS不通という日本歯科医師
まったく、違いました。
現在のハートフル歯科は、開業から8年。渡米から10年。
4台のマイクロスコープが稼働して、歯肉移植もできるようになりました。
そこには、なかった、セレックというデジタルデンティストリーの世界が新たに広がっています。
時の経つのは、早いもので。
この写真を見ると、身が引き締まります。
若かりし、自分と当時の思い。
その前の10年とその後の10年とは、異なります。
国内を見渡していた日々、国外へ目を向けるようになった日。
年を取るものですね。
10年って早い。
これからも、精一杯 歯科医師として生きたい。
そう、思いました。
下田孝義