サージカルガイド進化の瞬間
ハートフル歯科医院、ハートフルデンタルクリニック、三鷹ハートフル小児歯科医院、三鷹ハートフル矯正歯科医院の理事長下田孝義です。
セレックガイド2、インプラントスタジオの2種類のサージカルガイドが、年末年始以来 行われています。
サージカルガイドは、インプラント手術の際にガイドに沿ってドリルを進め、CT上のシュミレーション通りに安全な手術を行うために、必要な物です。
白い方がセレックガイド2
黒い方がインプラントスタジオです。
何が違うかというと、販売ソフト会社が違うだけでなく、製作する最終工程が異なります。
セレックガイド2:白い方は、円盤を削り出します。
インプラントスタジオ:黒い方は、3Dプリンターで出力します。
時間は、両方とも1.5時間程度なので差はありません。
セレックガイド1が、30分で作れた事を考えると、時間はかかります。しかし、口腔内での安定性が白、黒共に格段に進化しています。インプラントスタジオの方も黒い材料ではなく透明な物も納品待ちです。
4年前、院内で製作出来るセレックガイド1が発売され、ドイツに製作の為に空輸していた時間がいらなくなり、手術までの時間が短縮されました。しかし、素材が少し柔らかくドリルのブレを感じていました。それが、安定感のあるしっかりした材料で製作できるようになりブレを感じなくなりました。
安定感とは、ブレがないということなんです。
インプラント手術を安全に行う方法として、サージカルガイドが出て更に洗練されてきた気がします。安全に手術を行うことを1番に考え、サージカルガイドに関しては、常にアンテナを張り 最新の技術を導入しています。
全ては、患者さんの笑顔の為に・・・
下田孝義