バイコン研修 その1
三鷹市のハートフル総合歯科グループ、ハートフル歯科医院、ハートフルデンタルクリニック、三鷹ハートフル小児歯科医院、三鷹ハートフル矯正歯科医院の理事長の下田孝義です。
今年も第2回バイコン研修でボストンに行ってきました。
僕自身は、5回目のボストンの訪問となりました。
18名の日本人の人が、この研修に参加し例年通り、多くの学びを得ることができました。
現地で企画してくださった平山先生に感謝いたしております。
今回は、多くの講義がありましたが、バイコン社が近年、推奨するいくつかのものを中心に行われました。
ボストンでの学びを簡単にまとめたいと思います。
1、ユニバーサルアバットメント
2、トリニア(新しいCADCAM素材)
3、FO4の製作方法
4、ワンデーバイコン補綴の提案
5、なぜバイコンインプラントは、短くても良いのか(論文を紐解く)
6、ショートインプラントならではの、外科術式
抜歯即時埋入など
7、PRD(全米補綴歯周病学会)に参加しました。
となりました。
その一つ一つを解説していこうと思います。
昨年と比較して、内容は、だいぶんアップデートしており、毎年バイコン研修には、参加する意味があると考えております。
デジタルデンティストリーが著しく変化している時代に、毎年同じわけがない。
ハートフル歯科医院も同様に進化している。
バイコンインプラントに出会い、4年目を迎え、臨床が大きく変化している。
医療は、前に進むことがあっても、後ろに下がることは、ないからだ。
その意味でも最先端をいく企業の最新情報が常に提供されるこの研修には、大きな意味があると思われる。
今年は、昨年ユニバーサルアバットメントがCADCAMを使用してこうなるという将来の姿が形になっていることに感動しました。
ワンデーインプラント補綴が完成しているところは、圧巻です。
FO4という無歯顎の治療法でも、トリニアを使用し術者可撤式のパーツが登場していました。
来年は、IDS(世界デンタルショー)が行われるので、さらに大きな発表があるかと思われます。
楽しみです。
研修は、一部昨年のものが入りその後に、今は、こうなったよ!と解説される。
その論理的な展開が昨年持った疑問を解決し、その進化に感動する。
この研修に参加すると、帰国してバイコンを使った臨床がやりたくなる、そう思ってしまいます。
例年そんな感じを持つ研修となります。
帰りの飛行機は、期待に胸をときめかせ ワクワクしながらの帰国となるのです。
食事は、ヨーロッパに比較しておいしいです。(もちろん選択が良いのだと思います)。
ヨーロッパに行く時には、カップ麺を持つ僕もボストンには、持っていきません。
バイコン社主催のパーティーやランチ、PRDでは、ピザにビールなど楽しく時間が過ぎていきました。
6月のボストンは、街に花が咲き、季節がら明るく、連日天気が良く、過ごしやすい陽気となっています。
今年も、時差ボケ解消するために、川沿いを散歩したり、観光でメジャーリーグを観戦する。
時間が合ったので、他の学会に参加したりして過ごしました。
お忙しい中、参加してくださった歯科医師の先生がた一人一人がいたからこそ、楽しく研修ができました。
個性豊かな先生方に囲まれ、楽しく学べたことに感謝します。
ボストンのモーガン社長のおもてなしの精神やバイコン社の対応が素晴らしく気持ちよく学ぶことができました。
10月に参加される方は、秋のボストンに出会えると思います。
「良く学び、よく遊ぶ」そんな研修になることと思います。
ぜひ、参加してみてください。
すべては、患者さんの笑顔の為に・・・
下田孝義