日本名トロフィという口腔内カメラを使い始めて、数ヶ月。
段々、解明されてきました。

単冠だけしかできないと思われていたんですが、仮歯のブリッジの可能であることが分かりました。
インプラント予定の方は、仮歯を入れにくい症例が多いのが事実ですが、今回は、歯のない場所の奥の銀歯を外させていただき、延長の仮歯を作る話になり、2本繋がった歯を作ってみました。

 

トロフィーTEK

 

もう1方のセレックというマシンでは、可能な症例ですが各社機能が異なるので、それぞれの機械で検証しなければならず、うまくいきそうなので喜びブログを書いております。

PRD(米国補綴歯周病学会)でも、その後継機種CS3600が大々的に企業ブースで宣伝されていました。
日本よりも進んだデジタルデンティストリーが広がるアメリカでも、認知されているようでした。 

 

PRD

 

日本の閉鎖された歯科界では、なかなか企業間、流通の問題から、カメラ、ソフト、ミリングマシンのパッケージでないと購入しづらく進展していかない様子ですが、その中でも色々と検証しながら欧米並みに使いやすいCADCAMを使用した歯科医療を構築していこうと思っています。

先日、ボストンから帰国しましたが、
アメリカでは、小さい歯や被せ歯だけでなく、矯正、インプラント、入れ歯に至るまで粘土の型を取らずに治療が進められるようになっておりました。

多くの歯科治療が、アナログからデジタルへ変更されています。

ハートフル歯科医院では、デジタル化。
未来の歯科治療として、CADCAMを臨床に取り入れながら従来のアナログの歯科治療の問題を改善し、最良で、最善な歯科治療を提案していきたいと思っています。
決して新しい方が良いとは、思いません。
良いものが良いと言いたいだけなのです。

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科