技工士学校の学生さんが、見学に来てくれています。
今年は、3Dプリンターを使用したCADCAM体験を通じた就職案内、ワンデーセラミック治療の見学を通じてCADCAM技工や歯科医院内技工士の仕事について理解してもらいたいと思い見学者を受け入れています。
歯科技工士の仕事に「夢と希望を!」持ってもらいたいと思っています。
FBや僕のプログ、求人案内を見た技工士学校の学生さんが、見学に来てくれています。
先日は、埼玉技工士学校の学生さん4名、新潟の技工士学校の学生さん2名が、夏休みを使って見学に来てれています。全国的に1000名を切った技工士さんに新しい歯科技工士の仕事の仕方を提案しています。
新横浜技工士学校では、40社が参加した校内、就職案内セミナーに参加して技工士さんの働き方について話して来ました。数年前と比較して明らかに、労働環境も改善している企業さんが多くなっているように感じました。その40社の中で、唯一の歯科医院でしたので、特に院内技工所での働き方をお話してきました。
多くの学生さんに触れ、現在変わりつつある仕事の仕方。
歯科医院内技工士の働きがいを知ってもらいたいと思っています。
「公私ともに充実!」
その為には、歯科医師や歯科衛生士同様の勤務体系、相当の給与体系に変えていかなければと、経営者としても頭を悩ませています。
毎年、何名もの就職を受け入れられるわけではありません。しかし、この見学を通じて、技工所の中で一日中、ワックスアップ、研磨だけする働き方だけが歯科技工士ではないと感じて欲しいと思っています。
今後、CADCAMが歯科医院に普及していくことを考えるとCADCAMデザイナーとして歯科医院からの求人も増えていくと思います。その先駆けとなるべく、ハートフル歯科で働く歯科技工士の姿も見てもらいたいと思っています。
こうやって、情報発信をすることで、他の歯科医院でも歯科技工士との関わり方が変わり、リクルートを始める歯科医院が増えてくると思います。
開業前の歯科医師へ夢のあるこの業界で真摯に研鑽を積む大切さ、歯科医院へのCADCAM治療普及の講演活動、歯科技工士学校の学生さんへの職業体験などを通じて、デジタルデンティストリーのもたらす、歯科治療の可能性について色々な立場の方に会い話ができるようになって来ました。
今後もこの活動を続けていき、
「豊かな人生、健康は、食にあり。
楽しい食事には、歯が大切!」
と歯の健康になんらかの形で寄与していきたいと思っています。
下田孝義