被せ物の経時的変化を見る
10年前の金歯と、10年前のセラミックについて考察する。
・セラミックは、境界部に着色がある。「問題なし」
・金歯は、境界部からむし歯ができていた。「問題あり」
金属を使用した治療は、10年という時間に対して接着の問題があり、境界線から再むし歯になることが多い。
もちろんセラミックにも再むし歯がないことはないがあまり見ない。
セレックを導入して13年目の感想である。
ハートフル歯科医院に通う人には、メタルフリーにする方が多い。
そんな方のお口の中を見ると問題が発生していないことが多い。
やっぱり、時間軸を経て、セラミック治療の予後の良さを感じている。
僕の口の中にあるセラミックは、12年目を迎えて1/8だけ割れてしまった。
イマイチな削り方が原因だ。
初期のハートフル歯科医院の実力だと思う。
割れたセラミックは、すぐに1日で修復した。
実際は、ほとんど不自由な時間はなく、セラミックが割れただけなので自分の歯には、ダメージなしです。
だったら、セラミックが割れたってそんなに気にしない。
セラミックの価値を、もう一度表現する。白い歯が長持ちすることだ!
自分の歯の根っこを長く使うことが理想の形。
そこを訴えたい!
再むし歯の金歯は、ワンデーセラミックで修復した。
治療法の選択で、口腔環境の未来は変わる。
全ては、患者さんの笑顔のために・・・
下田孝義