ヨシダ社から、新しいCAD/CAMが発売され、ハートフル歯科で色々検証してみることになりました。

 

このカメラは、他社製品と比較して
安価で、軽く、専用の粉をかけないでスムーズな撮影が出来ることが特徴です。

 

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小さいセラミックや被せ物のセラミックが、作れることは、当然です。
今回は、更に進んで、インプラントの被せ物がワンデーで作れるようになっていくことを示唆していきたいと思います。

 

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見て下さい。
画面右下の部分に、インプラント撮影用印象器具が挿入されています。

 

従来の粘土で型取り法では、模型作りに時間がかかり納期が2週間でした。

 

今後は、カメラで撮影してインプラントの被せ物が出来る様になるので
最短2時間後には、本歯が作れる時代がやってきます。

 

今までも口腔内撮影用カメラは、ありました。
9月以降、ハートフルでも新しいCAD/CAMのカメラが納品され使用し始めています。

 

従来の口腔内カメラと違い、白色の認識力が高まり、焦点深度が深くなったことで白く長細い撮影用印象用器具を認識しやすくなりました。従来からソフトや、システムとして口腔内カメラでインプラント被せ物を作成することは出来たのですが、院内でうまく運用できませんでした。
カメラの性能が向上して、安定的に被せ物が作れるようになりました。

 

11月にバイコンインプラントの入門コースの講演と2年に1度のユーザー向けのイベントがあるので、そこで、今回から変わっていくバイコンインプラントの被せ物の作り方について、情報発信していきたいと思っています。

 

CAD/CAMのカメラの性能で、撮影状況がどう違っているのかを伝えていきたいと思います。

 

カメラの性能、デザインソフトの問題、被せ物の素材、削り出す機械の性能、インプラントメーカーから発売されるシステム。
いくつもの関門がありました。
その全てがゆっくりですが解決してきました。
いよいよ、インプラントの被せ物がワンデーで作れるようになっていきます。

 

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

 

 

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科