2006年ハートフル歯科は、南口院として、生まれました。15年目を迎えています。早いもんですね。
古いユニットは、もう15年間動いてくれています。
南口の3番と言われるユニットです。
他のものも古いものがあります。
準備交換となっていくでしょう。

コロナの折、南口の3番ユニットは、水漏れがありました。ポタポタ。
バケツを下に置いて診療を続けました。行政の指導で、診療を止めることはなく。企業は、テレワークへ。

壊れたユニットを修理に来てくれることもない。暗黒の時期。コロナの不安で人は、動かない。水漏れで使いにくい状態でも、痛みのある方に来院してくださり、私たちも治療をしておりました。

go  toが、始まり、日本中が活動を始めようとしています。しかし、第二波、第三波の恐怖は、今も存在します。

そこで、冬に向けて
在庫の確認と、壊れている機材の入れ替え・修理をしておきたいと思っています。

今回は、ヨシダ社の新型ユニットを予定しています。

このユニットは、垂直昇降し最高位置が高く、頭部の可動域が広く。背板の角度調整可能、矯正院と同じようにオペがやりやすい仕様にしたいと思っています。

その1番に気に入っているユニットに近く、ドリル類の配置、足下の操作系も変更してもらいました。

特質すべきは、デジタルマイクロを搭載していることです。デジタルマイクロとは、まいくろスコープのデジタル化されたものです。従来のように顕微鏡を覗き込むことなく、画面を見て診断、診療が可能になります。

覗き込まない事で普段の診療スタイルに自然に拡大画像が、落とし込まれていきます。

また、マルチアングル機能で下から覗き込むと、左右にカメラのレンズを振ることで
患者さんに馬乗りになるような目線や、ユニットや作業台に邪魔されて見えづらい角度にもカメラアングルの設定が可能になります。
マイクロスコープのように、従者の目線と術野の間に邪魔なマイクロスコープが来ないので、診療スタイルを変更しないですみます。無影灯と同じ角度で撮影出来るので、すごく見えやすい画像が録画できます。

その上に、マイクロスコープでは、レンズの拡大率に依存しますが画像は荒くなりますが、デジタルマイクロで、デジタル拡大機能でさらに高倍率の映像が可能になります。
動画取り込み可能で、説明にも利用していきます。

動画記録が簡単に可能になり、現在進めている、YouTubeやインスタなどにも利用可能なデータとなります。

変わりゆく歯科医療設備の変化に対応し、コロナの波に乗り込まれることなく、運営していこうと思います。
水漏れするユニットには、「ご苦労様」と労いの言葉をかけながら、あと1ヶ月使用していきます。

10/24 19時頃 撤去されることになるでしょう。

10月26日 には、新しいユニットが取り付けされています。

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科