研修医プログラム 「全身管理研修」を行いました
毎年8月恒例の全身管理研修を行いました。
担当してくださるのは、僕の母校である歯科麻酔科医の下坂先生です。
今年も丁寧な講義をありがとうございます。
研修医2人と3年目の歯科医師に対して、全身管理に関するセミナーを行いました。
国家試験の過去問題を利用して講義をしてくれましたが、30年前と比べた高血圧やうつ病の薬との飲み合わせについて、詳細解説を受けました。
高齢化社会に対して、“高血圧患者の増加”、高ストレス社会がもたらした“心療内科医院の増加”を鑑みると当然の変化と言えるでしょう。
高血圧薬を定期的に飲むことで、脳疾患の予防につながることは認知されました。
高血圧の方で薬嫌いをする方は、あまり聞かなくなりました。
社会に認知されたのでしょう。
そういう積み重ねで、長寿が達成されているんだと確認しました。
そんな社会に対応すべく、麻酔薬の量、心電図の読み方など、具体的な内容について講義をして頂きました。
昨年の講義と比較して内容が異なり、私達ベテランの歯科医師にもアップデートする良い機会になりました。
知識の定着に努めたいと思います。
下坂先生には、来年もよろしくお願いします。
全ては、患者さんの笑顔のために・・・
下田孝義