開業当初は、この消毒室と受付の間に治療用ユニット3台がありました。

これがハートフル歯科の原型です。

そして、消毒室の奥は控え室で応接室セットやトイレがありました。

過去に消毒室の改装は一回しました。

しかし、消毒室の位置を変えたことはありません。

消毒室が真ん中にある事で、治療器具の移動が半減するからです。

診療中の移動距離が減るだろう、そう思ってやってきました。

今回の改装は、その意図に反して消毒室を奥に移動します。

ハートフル歯科は、開業時にユニット2台、5ヶ月後に3台目、1年後に4台目、2年後に5台目、と同時に北口院を開院しました。

6台目はCT室を改造し、7台目は奥の部屋を2つに割って入れました。

今回、消毒室を移動して出来る空間は、5、7台目の治療イスのある部屋と同じ大きさだと気づきました。

小さい治療イスを並べて入れると2台入るという事です。

衛生士さん用の診療では、原則介助がつきません。

なので通常よりも治療イスの間隔を狭く設定可能で、ユニットを多く入れる事が可能となりました。

今まで個室で施術を受け、期待してくださっていた方には申し訳ございません。

今後、歯科疾患が減っていき、メインテナンスを中心に歯科疾患をコントロールしていく時代になっていくと感じています。

その変化に対応するべく、衛生士さん用の治療イスの増設をします。

今回変更する消毒室の最後の写真になります。




奥の蛍光灯が、消えているのに気がつきますか?

今日の11時頃、突然蛍光灯が切れてしまいました。

この後取り外されて処分されることを理解しているように感じました。

この蛍光灯は、開業以来この部屋を明るく灯してくれていました。

今日を最後にLEDに変更される予定です。

明るく照らし続けてくれた、16年間ありがとうございます。


この消毒室の家具は、改造されて新消毒室に移動していきます。

高さの調整がされたり、キャスターがついたり。

先日、誕生日を迎えて51才になりました。

65才まであと14年もあることに改めて気づきました。

これからも、楽しく、元気に歯医者さんをやっていこうと思います。



衛生士さん用の治療イスの入る空間にも、天井から吊るマイクロスコープの台座が既に仕組まれています。

そして、今回の改装で衛生士さん用の治療イスで、マイクロ画像が映し出せるようにもなります。

もう少しで完成です!

2021年10月1 日数年ぶりに、全体ミーティングを行います。(緊急事態宣言終了予定)

お約束の医院理念の確認に始まり、年内に発売予定の本の内容の紹介と衛生士さん用ユニットでのマイクロスコープの活用法について話をする予定です。

2020年コロナに負けないぞ!と
12月 ドクターユニットにマイクロスコープを増設
3月 衛生士さん用のマイクロスコープ装着
8月 治療イス増設、マイクロスコープの基礎工事完了

歯科治療へのマイクロスコープの利用を全面的に考えて、改装を進めてきました。

少し間は空きますが、今回新設ユニットにも今後マイクロスコープが実装される予定です。

衛生士さんには、マイクロスコープを使えるように指導もしていきます。

マイクロスコープを使用した歯周病治療について紐解きたいと思っています。

全ては、患者さんの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科