「最近、硬いものを食べなくなった。」

「麺類やパンばかり食べている。」

「歳だから仕方ない。」

そう思っていませんか?

実は、噛めないことは、お口の問題だけではありません。

食事、筋力、認知機能、健康寿命まで影響することが分かってきています。

① やわらかい物ばかり選ぶようになる

噛みにくくなると、人は無意識に

  • パン
  • 麺類
  • ご飯
  • おかゆ
  • 豆腐

など、やわらかい食品を選ぶようになります。

逆に

  • 生野菜
  • 根菜類

は避けるようになります。

本人は気づいていないことも少なくありません。

② 栄養バランスが崩れる

肉や魚を食べる量が減ると、

  • たんぱく質
  • ビタミン
  • ミネラル

が不足しやすくなります。

すると筋肉を作る材料が不足し、

少しずつ体力が落ち始めます。

「最近疲れやすい」

その原因は歯かもしれません。

③ 糖質中心の食生活になる

やわらかい物は

炭水化物が中心です。

すると

  • 血糖値が急激に上がる
  • 血糖値の乱高下
  • 糖化(AGEs)

が起こりやすくなります。

糖化は

体の老化を進める原因の一つと考えられています。

④ 筋力が低下する

十分なたんぱく質が摂れず、

さらに食事量も減ることで

筋肉は少しずつ減っていきます。

足腰が弱くなると

  • 階段がつらい
  • 歩く距離が短くなる
  • 外出が減る

という悪循環が始まります。

⑤ 転倒・骨折のリスクが高まる

筋肉が減ると、

転びやすくなります。

高齢者では

転倒をきっかけに

寝たきりになる方も少なくありません。

「噛めない」

ことが、

全身の衰えの始まりになることがあります。

⑥ 認知機能への影響

噛むことは

脳への刺激にもなります。

しっかり噛むことで、

脳への血流や刺激が保たれると考えられています。

反対に、

噛む回数が減る生活は、

認知機能の低下との関連も報告されています。

⑦ 人生の楽しみが減る

「焼肉に行けない。」

「お寿司を避ける。」

「旅行先の料理が楽しめない。」

食べることは、

人生の楽しみそのものです。

噛めない状態を放置すると、

食事だけでなく、

人との交流や外出まで減ってしまうことがあります。

「歳だから仕方ない」は間違いかもしれません。

奥歯を失ったまま、

合わない入れ歯を使い続け、

「もう歳だから。」

そう考えてしまう方は少なくありません。

しかし、

噛めるようになることで、食事が変わり、体が変わり、人生が変わる方を、私たちは数多く見てきました。

ハートフル歯科医院の考え方

私たちが目指しているのは、

歯を治すことだけではありません。

「噛める人生」を守ること。

好きなものを食べ、

家族と笑い、

元気に歩き、

健康寿命を延ばす。

そのために、

患者さん一人ひとりに合わせた治療方法をご提案しています。

「最近、噛みにくくなったな」と感じたら、それは体からのサインかもしれません

下田孝義
医療法人社団徹心会ハートフル歯科