CEREC MEETS GARIREOS の講演を聞きました。

草間先生の講義は、何度目かですが、今回 セラミックの新しい治療法CAD ONの話が初登場したのでしっかり、聞いてきました。


CADONとは、当院でも行っている、EMAXでブリッジができるようになるという方法です。

従来は、メタルボンドというセラミックの歯を作っていたのですが、強度が80Mpaしかなく表面から破折が起こってしまいました。そこで、360Mpaの高強度を持つEMAXが開発されたのですが、今まで、ブリッジが不可能で、一本だけの歯の治療にだけにしか使用できませんでした。

しかし、今回のCADONテクニックが導入されると、強度の高い、ジルコニアフレームにEMAXをのせて、セラミックでくっつける方法が取ります。親ガメ子カメのような恰好で作られます。高強度で審美性の高いブリッジが完成します。

草間先生は、3月にリヒテンシャタインのイボクラ社本社で実習セミナーを受けるとのこと、その後 日本でも薬事の承認が下り次第、取り扱いのセミナーがうけられるとのことです。ハートフル歯科にも、早く EMAX CADONテクニックが入り世界最先端の治療を導入したいです。

当院に、最新CTが導入されます。インプラント治療が大きく変わろうとしています。

今回の講演で、CT-インプラントオペ―白い歯までの一連の流れが、パソコン上でシュミレーション出来るようになっていました。草間先生の診療室は、すでにデジタル化が進んでおり、現実に行われています。パソコンでシュミレーションが行われるので、歯科医師の個人の技術の介入する部分が著しく減ってきます。

リヒテンシュタイン・ドイツで見た世界がすぐそこに来ています。
来月、導入される XGDがすごく楽しみになってきました。

医療法人社団徹心会ハートフル歯科