~歯科のIT化の将来に関して~

正直、今回の出張で一番聞きたかったのはドイツの(株)シロナ社の将来の展望と開発状況です。

7月にハートフル歯科に新しいCTが導入されました。インプラントとセレックのコラボレーションでデジタルサージェリーが行われております。だからこそ11月にドイツに行き、その次にどういうことができるのか、どういう設備が要求されているかを確認したかったのです。

歯科のIT化は、僕の開業以来のテーマです。プログの古いものにも書いております。

  

今のIT化の最先端は、CAD/CAMです。そう、シロナ社のセレックを中心にそれは動いています。

今回のセミナーの中で一番びっくりしたのは、11月にドイツで聞いていた歯科のデジタル進化の内容に比べて大きく進んでいたことです。CTとセレックとの連携はハートフル歯科でも行われていますが、その先の未来には顔の表面、顎運動の再現、上下の歯の接触まで確認、再現できる仕組みをシロナ社は考えていました。

従来では、まったく想像できないバーチャルイメージングシステムで患者さんのお口のすべてが再現されているのです。

矯正で歯を動かすと、顔つきが変わります。しかし、どう変わるか予想し、患者さんにお見せすることはできません。しかし、シロナの将来のテクノロジーでは可能になります。

すごいんですよ。やっぱり、パソコンでエクセルを使用するとそろばんや電卓に戻れないように、歯科でもコンピューター化の流れは止められません。

ハートフル歯科はいつの時代も間違いなく世界の最先端の歯科医療を目指しております。

それは「ほんものの歯科医療」に他なりません。

「自分の受けたい治療、家族にうけさせたい医療」

僕はこのISCDに参加して、また世界に近づくために努力を惜しむことなくやっていきたいと思いました。

医療法人社団徹心会ハートフル歯科