バイコン研修に行ってまいりました。ボストンに行くのは、昨年秋に続いて2度目になります。

秋の研修参加後からは、大臼歯の抜歯即時埋入をやることが出来きるようになりました。治療期間の大幅な短縮が可能となる画期的なテクニックです。

奥歯の抜歯後にすぐにインプラントを入れることは、出来ないことだと考えていました。特に上顎では、不可能だと自分自身の経験からも考えていましたが、ボストン研修後には、可能だと理解し、臨床的にも出来るようになりました。

今回の研修では、更に一歩進み、前歯のインプラント治療の考え方、やり方、新しい世界を体感し、学ぶことが出来ました。

今までも前歯の手術は、やっていましたが凄く手術手技が複雑で、難易度が高いものでしたが、バイコンを、使用することで難易度を下げることが可能になりました。

「腫れない、痛くない、直ぐ噛める。」夢のインプラント治療に、向けて学んでいます。

次世代のインプラント治療を考える上で従来の手技と新しい手技の良いところを使い分けながら前歯の治療は、行われていくと思います。

僕には、従来の手技と新しい手技。

あたかも日本中に広がるウィンドウズに対して、Macのパソコンの使い方を学んでいるような気持ちで講演を聞き、手術を見学していました。

ウィンドウズVSMacの構図は、パソコンの世界では一般的です。

しかし、インプラント界の中でのバイコンの手技は、発売直後のオートマ車のような物。日本から研修に、参加する人は、年に数人程度。

これから広がって行くのかもしれませんが?

既成概念を打ち破り  世界に学ぶ姿勢からでしか、掴むことが、出来ない次世代への切符なのかもしれません。

僕は、そのシッポを掴んでいます。
手繰り寄せることが、出来ました。

全ては、全国の患者さんの笑顔の為に・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科