卒業間もない歯科医師への思い
三鷹市ハートフル歯科医院、ハートフルデンタルクリニック、三鷹ハートフル小児歯科医院、三鷹ハートフル矯正歯科医院の理事長下田孝義です。
4月から2年目の歯科医師が、常勤として来てくれます。
今までの勤務してくれた先生方にもいつもお話ししていることですが、卒後3年未満の若い時は、セミナーや本、先輩の話に耳を傾け、歯科治療の疑似体験をすることで、私たちが過去に起こした失敗を繰り返すことなく近道をすることが大切だと話しております。
卒後間もない時期の教育は、その後の長い歯科医師人生にとって大きな影響を与えますし、正しい知識と技術を少しでも早く身につけることが大切だと思うので、一番みじかな本や先輩の声をよく読み、よく聞くように教育しています。
10年経ってみると、情報の氾濫、新旧入り混じる治療方法の中でどれが正しいのか判断がつくようになります。
しかし、10年を待たずして、若い時期に正しい知識と技術を身につけることができれば、多いに近道となることでしょう。
我々の使命は、「歯を保存すること」です。
患者さんもなるべく歯を保存して欲しいと来院されます。
お互いに同じ方向を向いているはずです。
最近は、根管治療が歯科界のトピックスとなっております。
欧米に比較して、根管治療が不備が多く、抜歯に至る症例が多いからだと思っております。
CTを使い精度の高い診断を行い、実際に根管内を見ていく際には、無菌的な器具や治療環境(ラバーダム)を構築し、マイクロスコープで複雑な根管をしっかり見ながら治療を行う。
根管治療の根源は、「感染源の除去」だということを理解することが、大切だということです。
当院は、患者さんの大切な歯を守るために、CT、マイクロスコープ、ラバーダムを使用して世界水準の治療を行っています。
ハートフル総合歯科グループで勤務することは、初めから正しい治療法を身につけることになります。
正しい歯科治療から、「歯を保存すること」を目的とする知識と技術を身につけて欲しいと思います。
新人歯科医師の方には、基本に忠実に正しい治療を学んで欲しいと思っております。
教科書に書いていない、経験的な部分から「失敗しないように書かれた。」ドクターマニュアルがあります。
治療技術的なものばかりですが、マスターすると飛躍的に一般治療の治療時間が短くなり、治療レベルが向上する内容が書かれています。
先輩方が僕の講義を聞き加筆され、代々語り継がれているものです。
若い時期の過ごし方で歯科医師人生は、変わります。
ハートフル総合歯科グループで勤務し
「夢と希望と自信」を持って欲しいと思っています。
すべては、患者さんの笑顔のために・・・
下田孝義