バイコンのセミナーで講演をさせていただきました。
8月28日 夏の終わりの恒例となりつつある、バイコンインプラントのセミナーをしてまいりました。
昨年は、CADCAMスペシャルセミナーを開催させていただき、その結果 今回の埋入実習(ベーシック)、アドバンスという午前3時間、午後2時間 合計5時間の長丁場の講義をさせていただきました。
講師業は、楽しく 見方を変えると「下田劇場」独演会という感じです。
学校の授業を思い出すと眠くなる講義が多かったことを思い出します。
僕は、いつも眠くならないようにアイスブレイク的な余計な話を交えて笑いを誘います。しかし、それが本編につながるような計画性を持っているような講義をします。
スライドを作るとドンドン増えていきます。
話したいことがいっぱい!
昨年のスライドを叩きにつくるのですが、昨年の急ごしらえのスライドと異なりある意味1年間熟成させて作り込んだ内容になりました。
今年も30人も受講生が来てくださり、セミナーは、大盛況!
バイコンインプラントは、デジタルデンティストリーの技術革新の恩恵を受け、審美性、精度、安全性の高いシステムであると話しました。インプラント初心者の先生から上級者の先生にいたるまで使いこなすことでワンランク上の治療が可能になります。まだまだ、日本では、知られていませんがそのポテンシャルは高く、講義を聞いてくださった方には、導入をしていただけたり、症例を増やしていただける内容になったようです。
セミナー参加者には、アンケートにて動画での解説を求められたので、来年に向けて手術動画にも取り組んでいこうと思います。
まず、埋入実習の際の手技を動画撮影していこうと思います。
インプラントの型取りなども実習して欲しいと書かれていました。それも企業と相談しながら話を進めていきたいと思います。
次回は、9月25日 バイコン・インプラント 東日本支部 例会 となります。
「スキャンポスト CAD WORK 解説」と題して、今後 日本でも販売されるスキャンポストを使った革新的なインプラントのフルデジタル印象(型取り)、その後の被せ物の製作に関して発表します。
これをお読みの歯科医師の方には、お時間が合うようであればご参加下さい。
今回のセミナーには、大学の同級生が講義を聞いてくれました。
千葉県流山市で開業されている、鈴木明先生です。
先日の日本デンタルショーの来てくれた同級生に続き、みんなが関心を持ってくれています。
日本のデジタルデェンティトリーの進歩が認知され、同級生にも関心を寄せてくれる人が出てくれています。嬉しいです。
鈴木先生と僕は、学生時代あまり話すことのない関係でした。
「し」「す」で名前順では、隣同士ですが、僕と彼の間に2クラスの分け目があったのでグループが違っていました。しかし、卒業してから3年間、図書館で毎月本を借り続けていた時にいつも彼の名前があったので親近感をもって過ごしていたものです。
当時、同級生には、他に4人がいつも本を借りていたのを覚えています。20年前の記憶です。
その後、2年前、とあるセミナーでお会いして以来、メールする関係になっています。
これから仲良くしてもらえたら嬉しいです。
全ては、全国の患者さんの笑顔のために・・・
下田孝義