GC プランメカCADCAM勉強会 開催
三鷹市のハートフル歯科、武蔵野市のハートフルデンタルクリニック、三鷹ハートフル小児歯科院長、三鷹ハートフル矯正歯科医院 の理事長の下田孝義です。
昨日は、ハートフル歯科南口院の待合室を利用した勉強会を開催しました。普段使用している待合室を反対向きにし、受付カウンターにプロジェクターを置くとセミナールームに早変わり。
このようにセミナールームとして活用しています。
GCプランメカのカメラは、よく出来ている。そういった印象を得ました。
CADのカメラは、世界販売されているものは、シロナ、3シェープ、プランメカ、ケアストリームなのでしょうか?日本製は、残念ながらありません。
個人的には、ソニーかCANON、オムロンなどに作って欲しいですけど。
システムとしては、他社との連携に非常に優れています。今の日本の薬事や各社の思惑で規制された現場にマッチし他社への一石を投じるシステムと言えるでしょう。
データ吐き出し、受け取りなど、他社連携のシステムが簡単に出来ます。
現在使用しているシロナ、3シェープ、ケアストリームと比較すると、他社連携の垣根を取っ払ってしまう仕組みをみずから備えている。
「連携に優しいシステム」です。
また、歯牙のデザイン ソフトも老舗のシロナ社の便利な機能がふんだんに盛り込まれ非常に使いやすそうな印象を得ました。会社によっては、デザインが思い通りにいかないものもあります。
元E4Dという、会社だけあって開発の歴史もあり、老舗のシロナ社をよく研究しているなぁ。と感じるソフトに仕上がっていました。後出しジャンケンは、勝つというところでしょうか。
撮影に関しては、シロクロ、カラーが選択できます。カラーは、オプション費用がかかりますが必要でしょう。歯肉と歯牙の境界部の識別に格段の差が生まれるのでカラー化をオプション設定程度の価格で済むシステム販売となっており、歯科医院の家計に優しいと思いました。僕の経験上、カラー化するとカメラ本体の買い替えになりベンツ1台分の請求がされてきました。
苦手なキレイなエナメル質の撮影を行いましたが非常にスムースで使いやすかったです。ピント調節が、画像で色表示されるので分かりやすくなっています。金属やセラミックも撮影しやすい様子です。
ミリングについては、今後 検証していきます。
使用できるマテリアルが、上記に記載されています。大筋、チェアサイドで使いたいマテリアルが一式揃っています。好みもありますが、適材を使用すれば問題ない商品を取り揃えていると思います。各社の材料を取り揃えると不良在庫にもつながりますのでこれだけ種類があれば十分と言えるでしょう。
シロナやケアストリームとマテリアルは、共通なのですがチャックの形状が異なるので、マテリアルの企画が統一されていません。
これ単体で運用する事が必須条件となります。
ここは、非常に残念でした。
多くの歯科医院は、何種類もCADCAMを持つことがないので問題は無いと思われます。
あらゆるCADCAMを使いこなすハートフル総合歯科グループとして、GCプランメカについては、ミリング精度なども検証していきたいと思います。
下田孝義