2017IDS(国際デンタルショー)で話題となった、3Dプリンターのうち、ラピッドシェープという機械を購入しました。
すでにフォームラボ2という3Dプリンターを2台有しておりますが、3台目の購入となりました。

今回の機械は、従来のものと比較して、出力が早くなり、制作精度が向上しております。
また、扱える素材も増えて、仮歯、模型、入れ歯、サージカルガイドなど石膏やレジンと言われる樹脂の代わりとなる素材が販売されています。

素材の種類、作製速度、精度の向上があったので、症例によって使い分けをしていこうと、当グループ内の技工士と打ち合わせをしています。
まだ、日本に5台程度しか納品されていない最新マシンの導入となりました。
フォームラボを使い始めて、3年が経過しようとしております。

前の機械の時からの経験を生かし、更に臨床応用を進めていこうと考えています。

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上記の写真は、インプラント学会で提示されていたデモ品です。
まだまだ、試行錯誤になりますが、時間軸を変え、精度をかえ、患者さんにとって不快な型取りなど不要になる日が近づいてきました。
まだ、カメラの精度、3Dプリンターが高額機械であるいう点、素材の価格が従来品と比較して高額となり、石膏やプラスチック(レジン)置き換わることが難しい現状だと思われます。

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しかし、現状での問題の多くは、コストです。ハートフル総合歯科グループは、日本の患者さんの『明るい未来』を歯科医療から創造したいと考えています。
常に最新の機械で、最先端の医療を行いたいと考え、アンテナを張っております。
今回、導入に踏み切ったラピッドシェープは、2017ボストン研修で、アメリカ在住の歯科技工士さんのオススメの最新マシンです。

実際の臨床は、これからとなりますが、加速度的に進む 歯科でのデジタル化は、止まることを知りません。
この設備投資過大産業になってしまった、歯科業界ですが、しっかり 臨床を行い、前に進み、世界との差を埋められるように努力していきます。

 

今後も業界内、そして全国の患者さんに情報発信していきたいと思います。

 

全ては、全国の患者さんのために・・・

下田孝義

 

 

 

医療法人社団徹心会ハートフル歯科