インプラント学会で、見た。
3Dプリンター(ラピッドシェイプ)は、色々な物が作製できるようになっている。
従来のものと比較して、精度と時間が異なることは、以前のブログにも書かせてもらった。

ブログにあった、展示の写真の中に入れ歯があった事にお気づきでしょうか?
うちでも模型やインプラントガイドは、すでに応用されています。

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このラピッドシェイプでは、入れ歯の製作が、可能になっているのです。
しかし、これは、海外では可能で日本では、不可能となっておりました。

厚生労働省管轄の薬事法の関係である材料が認可外となっていることと、コンピューター状のデザインソフトも国内代理店が、取り扱い未定という2つのハードルに阻まれておりました。

と思っていたところ、ソフトの販売を行なっていました。(販売実績は、ないそうです。)

そこで、ハートフル歯科グループでは、(株)松風さんのご協力をいただき、総義歯用デザインソフト、部分義歯用のデザインソフト導入する事となりました。

毎年恒例のボストン研修で見た、最新マテリアルトリニアを、使用した  部分床義歯。
3Dプリンターを、応用した。
金属床義歯。
変形しないワンデー総義歯など、可能になりました。

3Dプリンターを応用して、次世代の歯科医療に挑戦していきたいと思います。

ソフトの導入が、進んでも
デザインの仕方は、まだ不明。
1番の問題は、入れ歯用の素材が手に入らないという事。

欧米で発売が始まったら、すぐに手に入れて 日本での臨床応用を進めていきたいと思います。
3Dプリンター販売代理店のお力も借りつつ、デジタルの恩恵を歯科医療界に落とし込みしたいと思います。

全ては、未来の歯科医療の発展の為に・・・

下田孝義

 

 

 

医療法人社団徹心会ハートフル歯科