こんにちは。ハートフル総合歯科グループの歯科医師、遠藤和樹と申します。

本日は、鶴見大学口腔外科研修での、見学以外の実習についてお伝えします。
実習はいくつか行いました。

まずは採血実習です。
全身管理に採血は欠かせません。何度も見学する機会がありました。
医局の先生に見てもらいながら、相互実習を行いました。
採血に関しては大学時代にも実習はしたことはありましたが、ほとんどやり方を忘れてしまっていました。
当然ですが普段使っている浸潤麻酔より圧倒的に太い針で、緊張しました。


次に止血シーネ作成実習です。
白板症切除術の術後の止血管理のために作成しました。
石膏模型をトリミングし、それにマウスピースを作る要領でプラスチックを圧接しました。
辺縁を形態修正して整え、完成です。
実際に術後に患者さんに装着することができ、よかったです。


病棟ですので、病院食があります。
その検食も行いました。
私は今まで入院したことがなかったので、初めての病院食でした。
思っていたより美味しかったです。
検査表に量や味付けなどの感想を記載して提出しました。


そのほか、学生さんと一緒に縫合実習も行いました。
みなさん真面目に取り組まれていました。
縫合は臨床で頻繁に行いますので、ハートフルに帰ってきてからも役に立ちました。

以上のような実習を、見学の合間の時間を見て行いました。
一般臨床ではやらないことも含めて、口腔外科らしい実習となりました。

口腔外科の先生方は外科の先生らしく、とても精力的に仕事をされていて、
その仕事に対する姿勢なども勉強になりました。

こんな感じで2週間過ごしました。
お昼休みには毎日医局の先生がご飯に連れて行ってくだいました。
また、2週間しかいなかったのに、歓迎会と送別会をしていただきました。
そういったことも含めて、楽しくて勉強になる研修を行うことができてよかったです。
今年のハートフルの研修医の先生も、充実した実習を行っていることと思います。

医療法人社団徹心会ハートフル歯科