歯科医師臨床研修医を募集しています。
今年も3月を過ぎると、例年多くの方に見学に来て頂けます。

そこで、私から見学を前にする皆さんに少しお話をさせて頂きます

歯科医師臨床研修は、一般的な就職活動と同じと考えて下さい。
こで、皆さんの社会人経験の第一歩が始まります。

その就職に対して、しっかりとした理解と感覚を持つことが大切だと思います。

(『銀のアンカー』三田紀房・著 より)

大学受験を終えて、6年間を経て就職をしていきます。
その先は、受験の偏差値で輪切されたものだと思っている人も多いかと思いますがそうでもないっていう話です。

(『銀のアンカー』三田紀房・著 より)

大学受験は、偏差値で輪切されて当日の出来不出来で合格が決まっていき、その人の評価となります。
18歳の人には、大きな影響を与えたでしょう。

(『銀のアンカー』三田紀房・著 より)

しかし、就職は、点数評価でなく、人を計る具体的な物差しはありません。
もちろん、微分積分などは要求されません。

高学歴が、優秀な人材である可能性が高いのも事実です。
しかし、それだけでは、ありません。

研修先で求められているのは、「はい」と言って素直に仕事をしてくれる人材です。
そういう素直な人間性が、社会では求められ成長が早いと思われています。
偏差値ではありません。

質問の内容は、

「学生時代に 何 に 打 ち 込 ん だ か 」
→「 仕 事 に も打 ち 込 め そ う か 」
「 志 望 動 機 」
→「 仕 事 の 理 解 度 と 熱 意 」
を聞 き た い の です。

最終的には、「仕事のできる人間」を探しています。

開業医で、臨床研修を行うということは、研究よりも臨床。
最終的には、開業も視野に入れている方だと思います。

開業して成功するには、

開業歯科医師=技術×経営×マーケティング

である事を理解してもらうと少し分かりやすいと思います。ここでは、英語も数学も直接は関係ありません。

生涯学習という意味では、勉強好きであることが大切な要素となり、偏差値の高い人が有利であるということには変わりありません。
素直に卒後教育を学び続けられる人、こそが成功への近道だと思っています。

しかし、高校生の時に学んだものとは、別の教科であること。
それは、卒業してから身につけるものである事をはっきりとお伝えします。

僕は、松戸歯学部を卒業して 4件の歯科医院を経営しています。
そんなに優秀な歯学部ないことは、皆さんのご存じな通りです。

しかし、
「卒後教育がほとんどだからこそ、僕みたいな人間にも、チャンスがありました。」

皆さんの目の前にある、チャンスを掴むために、色のついていない新卒が、最も価値の高い。
その時期に適切な刺激(=卒後教育)を受けて、人生の成長エンジンとしてもらいたいと思います。

このブログを読んだ方には、ぜひ一度、見学に来て下さい。

明日の診療だけでなく、未来の自分の姿を夢見ることができる研修先を探してください。

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科