ホリエモンの予防医療の本を読んで考えること その3

私たちが普段使っている年齢は、「暦年齢」と呼ばれるものです。
これは、生まれてから何年経ったかを示す“カレンダー上の年齢”です。

一方、近年注目されているのが、

「生物学的年齢」

です。

これは、

  • 細胞
  • 血管
  • 筋肉
  • 免疫
  • DNAの状態

などから推定される、

“体そのものの年齢”

です。

生物学的年齢は「若返る可能性」がある

近年の研究では、

  • 食事
  • 運動
  • 睡眠
  • ストレス管理

などの生活習慣を改善することで、

生物学的年齢が若返る可能性

が示されています。

特に「エピジェネティック・クロック」という技術では、DNAの状態を解析することで、生物学的年齢を推定できるようになってきました。

ある研究では、

生物学的年齢が実年齢より5歳高いだけで、死亡リスクが7〜15%上昇する

とも報告されています。

逆に言えば、

生活習慣を整えることで、“体の老化スピード”を遅らせられる可能性がある

ということです。

つまり、

「長生きすること」だけでなく、

“元気に動ける時間を伸ばす”

ことが、
これからの医療では重要になっています。

「見た目が若い人」は何が違うのか?

「あの人、年齢より若いですよね」

という人は、

単なる美容の問題だけではなく、

  • 筋肉量
  • 血流
  • 代謝
  • 姿勢
  • 睡眠
  • ホルモン
  • 炎症状態

などが良好で、

生物学的年齢が若い可能性

があります。

健康寿命を伸ばす生活習慣

① 筋肉を維持する

筋肉は「若返り臓器」とも言われています。

特に下半身の筋力低下は、

  • 転倒
  • 糖尿病
  • フレイル
  • 寝たきり

に直結します。

おすすめ

  • ウォーキング
  • スクワット
  • 階段
  • 軽い筋トレ

「週2〜3回でも継続」が重要です。

② タンパク質をしっかり摂る

筋肉や免疫はタンパク質から作られます。

高齢になると、
「食べているつもりでも不足」
しやすくなります。

おすすめ食品

  • 鶏胸肉
  • 豆腐
  • 納豆
  • ヨーグルト

特に朝食でタンパク質を摂る習慣は重要です。

③ 睡眠を軽視しない

睡眠中には、

  • 細胞修復
  • ホルモン分泌
  • 脳の老廃物除去

が行われています。

慢性的な睡眠不足は、

  • 肥満
  • 高血圧
  • 認知機能低下
  • 免疫低下

につながります。

“しっかり眠ること”も、
若返りの一部です。

④ 慢性炎症を減らす

老化を加速させる大きな原因が、

「慢性炎症」

です。

例えば、

  • 肥満
  • 喫煙
  • 歯周病
  • 運動不足
  • 高血糖

などは、
体の中で“静かな炎症”を起こします。

⑤ 歯と口を守る

近年、

  • 歯周病
  • 咀嚼力低下
  • 口腔機能低下

は、

  • 糖尿病
  • 認知症
  • フレイル
  • 誤嚥性肺炎

と深く関係することが分かっています。

「しっかり噛めること」は、

健康寿命そのものに直結します。

⑥ ストレスを減らす

慢性的なストレスは、

  • 血圧上昇
  • 睡眠障害
  • 食欲異常
  • 免疫低下

を引き起こします。

現代では、

「頑張り続ける」だけではなく、

  • 趣味
  • 自然
  • 運動
  • 一人時間
  • リラックス

を持つことも、
健康管理の一部です。

まとめ

暦年齢は止められません。

しかし、

生物学的年齢は、生活習慣によって若返る可能性があります。

  • 食事
  • 運動
  • 睡眠
  • 歯の健康
  • ストレス管理

これらを整えることで、

「長生きする」だけでなく、

“元気に人生を楽しめる時間”=健康寿命

を伸ばすことにつながります。

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科