がん予防で見落としたくない「感染」「歯周病」「肥満」という慢性炎症の話
前回、がんの一次予防について書いた中で、
慢性炎症の3つのうちの
「感染」
という言葉。これが分かりにくいので補足します。
実はここ、かなり大事なポイントだと感じています。
がんの原因になる「感染」
国立がん研究センターの研究の意見としては、がん原因として、
- 感染
- 喫煙
- 飲酒
が大きな割合を占めています。
感染が、やはり問題視されています。
具体的には、
- ピロリ菌
- HPV(ヒトパピローマウイルス)
- B型・C型肝炎ウイルス
など、細菌やウイルスに起因する
感染によって身体の中で炎症が続くと、
- 炎症
- 修復
- 炎症
- 修復
を繰り返すことになります。
その過程で細胞にダメージが蓄積し、がん化につながると考えられています。
つまり問題なのは、
「炎症が長く続くこと」
です。
実は、肥満も「慢性炎症」
最近の医学では、
「肥満=慢性炎症」
という考え方が重要視されています。
特に内臓脂肪は、
炎症性物質を出し続けています。
つまり、
太っているだけで、
身体の中で静かな炎症が続いている
ということです。
その結果、
- 糖尿病
- 高血圧
- 動脈硬化
- 脂肪肝
- がん
などのリスクが上がっていきます。
歯周病も、実は同じ構造
歯周病(Periodontal disease)も、
- 細菌
- 炎症
- 出血
が長期間続く病気です。
しかも、
「痛みなく進行する慢性炎症」
だから厄介です。
近年では、
- 糖尿病
- 心血管疾患
- 誤嚥性肺炎
などとの関連も研究されています。
身体の中で長期間炎症を起こすものです。
感染、歯周病、肥満から何が起きるかというと
「慢性炎症」で全部つながっている
- 感染
- 歯周病
- 肥満
- 睡眠不足
- 運動不足
- 飲みすぎ
これらは別々の話に見えて、実は共通しているのは、「慢性炎症」につながります。
だから最近は、
“炎症を増やさない生活”
がとても重要だと感じています。
僕自身が意識していること
私自身も最近、
- 筋トレ
- 傾斜ウォーク
- ダイビング
- 高タンパク食
- 休肝日
- 睡眠
をかなり意識しています。
ダイビングを始めてから、
- 呼吸
- 体力
- 血圧
- 筋力
- 睡眠
の重要性を強く感じるようになりました。
特に外洋では、
「体力=安全性」
です。
健康は、
単に病気にならないためだけではなく、
“人生を楽しむための土台”
なんだと感じています。
歯科医院として大切にしたいこと
私たちは、
「削って終わり」
ではなく、
“健康で豊かに生きるための歯科”
を目指しています。
- よく噛める
- 美味しく食べられる
- 口腔内を清潔に保つ
- 慢性炎症を減らす
これは、
歯だけの話ではなく、
全身の健康につながるテーマ
だと考えています。
がん予防は、特別なことではない
高価なサプリや特別な治療だけではなく、
まず大切なのは、
- 禁煙
- 節酒
- 適度な運動
- 良質な睡眠
- 体重管理
- 口腔ケア
という、子供の頃から言われてきた
「正しい生活習慣」
“当たり前の積み重ね”
なのだと思います。
そして、
「感染」「歯周病」「肥満」
という“慢性炎症”を見落とさないこと。
それが、
下田孝義









