昨年夏、ラスベガスでの発表から1年遅れて、日本にもそしてハートフル歯科にも最新セレックマシン(カメラ)がやってきました。アメリカやヨーロッパでは最新機種がすでに稼働しておりますが、2013年IDS(世界デンタルショーinドイツ)で、その存在は大きく世界の歯科関係者から注目されていました。日本では薬事の関係で医療器具認証が遅れましたが、やっとメーカーより発売されました。

 そのセレックの新型カメラと同時に、設計用ののソフトウェアもバージョンアップし、歯牙のデザイン機能が大幅にアップしたことにより、より機能的な形態を付与できるようになりました。結果、製作時間が短くなり、被せ物の調整時間がますます少なくなり、患者さんの歯科医院での滞在時間がますます減少しました。

このたび、ハートフル歯科医院では最新版「セレックAC オムニカム」を増設します。

オムニカムとは、セレックのカメラの方の機械のことです。

患者さんサイドの利点は下記の通りです。

新セレックによる、患者さんサイドの利点
1、口腔内スキャンの際に患歯に対するパウダー噴霧が不要になりました。カラー撮影になりました。

2、スキャン用カメラが小型化しました。
  お口の開きにくい方でもスキャン時に以前より楽になりました。

3、カウンセリングモードを搭載のため、前歯の治療では術後完成の状態をシュミレーションできるようになりました。

4、カメラの撮影精度が向上しました。
 一番、分かりやすい違いは、従来1枚1枚静止画で撮影していたのが、動画撮影でカラー表示になったことです。
歯牙と歯肉の境目が見やすくなったので適合の向上、作業時間の短縮されます。
  これによりより精度の高い修復物を製作可能になりました。

   

 

まだ、発売直後の為 ソフトウェアの改善が必要な部分もあり、全面的に新型カメラの方が良いとは、言い難いのですが今後は、ソフトウェアの改善により難しい症例において大きな力を与えてくれると思います。

現在は、メーカーもその辺りを踏まえて、オムニカムとブルーカムを併売しております。
小さな被せ物や、詰め物では、時間的な優位性は、従来のブルーカムの方に軍配が上がるのが現状でしょうか。

ハートフル歯科では、セレック3、セレックACブルーカム、セレックACオムニカムと3台のセレックをそろえて皆様をお待ちしております。

最新機械を最適な環境で、最高の技術を持ったメンバーが治療にあたっております。
適切な機材、材料をチョイスできる目と多くの経験を持った歯科医師、歯科技工士がてそろっております。

ISCD公認インストラクターの私がすべて監修しております。ご安心下さい。
日本一の症例数は、嘘をつきません。
我々は、多く症例をこなすことで多くの学びを得ることができました。
全ては、患者さんに教えていただきました。

経験から学ぶ、理解できるセレックセラミックの世界。

「全ては、患者さんの為に・・」

理事長
下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科