ハートフル総合歯科グループ所属のデジタルラボ、(ハピネスクリアエイト)が東伏見よりハートフル歯科医院南口院に移設されました。

 

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従来の技工所とデジタルラボの違いは、どこでしょうか?

答え:
1、石膏模型を使わない。
2、鋳造をしない。

この二つに尽きるでしょう。
もちろん絶対に使わないとは、言ってませんし、必要も認めています。
しかし、ほとんど必要なくなっています。
更に口腔内スキャナーや3Dプリンターが高度に進むと全く使わない日も来るはずです。

それを見越したハピネスクリエイト・デジタルラボでは、そう言った従来の技工の代表格の機材一式を排除し完成しました。

デジタルラボの大きな特徴は、電源200V、ランケーブル、コンセント、部屋全体の電気容量です。
僕も企画してみて気づいたんですが、デジタルラボを作るにあたって、一番大切なのは、電源とラン配線だったのです。
電気容量を上げる、点検口を使用して、ラン配線を部屋中に回す作業が重要です。

 

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従来であれば、「バキュームとエアー」だったはずの配管に、「電源とラン配線」という新しい必需品が登場しました。

デジタル化された、技工所は、設備投資が異常に必要なことも写真をみて、歯科業界の方なら詳細が見えると思います。
ものつくり助成金を利用して、3年前に開設された技工所は、2度目のものつくり助成金に採択されました。
今までの3年間の活動を認められ、更に国として応援していただけます。
前回の助成金は、技工所装備一式とMCX5という、大型の補綴物をつくれる削る機械でした。
今回は、3Dプリンターを始めとする、最新デジタル機器となります。
2017IDS(国際デンタルショー)が開催されている中、デジタルラボは、設計施工されています。
6年前のIDS参加から、このようなデジタルラボの必要性を感じていた折りなので、やっと「夢叶う」と言った所です。
歯科技工士の地位向上と、新しい歯科治療を支える、デジタルソリューションを臨床の現場に取り入れるべく、今回の移設となりました。
ハートフル総合歯科グループとして、更に設備面で強化されました。

技工所でこれだけの設備を持っているところは、全国でも数少なく先駆けとなる最先端の技工所になると考えます。

2度目の「ものつくり助成金」に採択されました。国のサポートを得ながら、歯科界を引っ張るデジタルラボとして、船出します。
全国にあるブラックと言われている歯科技工所で働く「歯科技工士」さんに希望の光を届けたい!

全ては、患者さんと日本中の歯科技工士、一緒に働くメンバーの為に・・・

 

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科