みなさんこんにちはハートフル総合歯科の野田裕亮です

今月は失活歯(根管治療済みで神経の無い)を移植歯とした抜歯後待機移植について
ご紹介しています。

前回までで移植床の形成まで行いました。
前回までのブログはこちら
失活歯を利用した歯牙移植①
失活歯を利用した歯牙移植②
失活歯を利用した歯牙移植③
失活歯を利用した歯牙移植④
失活歯を利用した歯牙移植⑤

前回までのあらすじです
まず抜歯を行い

抜歯後4週間経過した状態

ここから「抜歯後待機移植」へ移行します
歯肉を切開し

歯肉粘膜を剥離します

移植床をインプラント用ドリルで形成していきます

移植床の形成が完了したら
移植歯の抜歯を行い

移植歯を移植床へ試適していきます。

移植歯がしっかりと移植床にハマったら
採取した自家骨を移植歯と移植床の境目に填入していきます。

隙間もなく綺麗に移植ができました。

ここまでが前回までの流れでした。
手術編としてはここからがクライマックスです。

まずは切開剥離した歯肉を縫合していきます

続いて移植歯周りの歯肉を縫合していきます

続いて移植歯の奥です

今回のように移植歯の高さが低かったり深めに移植を行う場合は
移植歯の真上を縫ってしまい完全な閉鎖創として傷を縫合してしまいます

生着後、土台を建てていく中で歯肉を切り取って整える手間はありますが
「移植歯が生着するまで感染させない」
それを第一に考えれば完全閉鎖創にすることはベストな選択肢だと思います。

最後に縫合の甘いところがあれば追加で縫合を行なって
移植歯の縫合固定は終了です。

隣在歯がある時には医療用接着剤により隣在歯に対して固定を行いますが
今回のように深く移植した場合は臨済はへの固定はできません。

その代わり歯周パックといって
絆創膏のように傷口を覆って感染予防を行います。
医療用接着剤による固定をした状態がこちら

この状態で4週間ほど安静にしてもらいます。

本日はここまで。

ここからは次回は移植歯の固定除去から
お話をしていきます。

続きは次回にしますね。
次回のブログも是非ご覧ください!

もし歯が保存不可能と診断されたとき、もしかしたら「歯の移植」があなたを救うかもしれません。

次回は手術後編をお送りいたします。
手術の流れの続きについて解説していきます!

あなたの歯が1本でも多く残せますように・・・

医療法人社団徹心会ハートフル歯科