クレスタルアプローチ(右図)は、歯槽頂(=歯肉)から、約5mmの穴を開けて上顎洞粘膜を押し上げる方法です。
ラテラルウインド(左図)は、上顎骨側面に1×1.5cm の穴を開けて上顎洞粘膜を押し上げる方法です。

まずは、骨に穴を開ける場所と大きさが違います。
その分の切開線が、違います。

結果、術後の腫れや治療期間が違います。

人体への侵襲が、
ラテラルウインドテクニック>>クレスタルテクニック となります。

コロナ禍、大きなオペを控えようと、4年間 クレスタルアプローチにこだわってやって来ました。
腫れない術式として、クレスタルアプローチは、進化してきました。

しかし、コロナ禍から明けて、インプラント症例数が以前のように戻ってくるに従って、ラテラルウインドテクニックでないと解決しない症例も、出て来て、昨年よりまた、ラテラルウィンドウテクニックによる、上顎洞挙上術。行い始めています。

進化したクレスタルアプローチ
従来からあるラテラルウィンドウ

どちらだけだと、多くの症例で壁に当たります。

どっちが良いではなく、
どちらも良いんです。

ハートフル歯科医院では、「腫れない、痛くない、なるべく早く噛めるように。」
低侵襲の手術を心掛けています。

すべては、患者さんの笑顔のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科